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目とメガネに関する豆知識

視力の低下を気にし始めた人から、メガネコンタクトレンズはどちらがいいの?という声をよく耳にします。


メガネコンタクトレンズには、それぞれ長所と短所があります。そのちがいをよく知ってから、自分の目の状態に合ったものを選ぶことが重要です。





■メガネとコンタクトレンズはどう違うの?


一番の違いは、目とレンズの距離です。一般的に、メガネレンズと目は約12mm程度離れています。一方、コンタクトレンズは目の角膜に密着しています。それによって何が変わってくるかというと、物の見え方と、取り扱いの方法が変わってくるのです。


▼視野の広さではコンタクトレンズの勝ち


メガネをかけると、目からレンズを約12mm離した状態で物を見るわけですから、その離れた距離の分、視野が狭くなってしまいます。今メガネをかけていらっしゃる方は、そのメガネを顔から離していくとわかると思います。視野に対するレンズの面積がどんどん小さくなっていきますね。

しかし、コンタクトレンズの場合は目に密着していますから、視野が狭くなることもなく、裸眼と同じ視野が得られます。一般的に、メガネをかけたときの視野は120度ぐらい。それに比べコンタクトレンズでは約200度の視野が得られるといわれています。

また、メガネの場合はレンズ中央と端では物の見え方がちがったりしますが、コンタクトレンズでは角膜に直接装着するため、メガネよりも自然な状態で物を見ることができます。


▼取り扱いの簡単さと安全度で勝るメガネ


一見、全てにおいてメガネよりもコンタクトレンズの方が優れているように思えますが、一概にそうとも言い切れません。

まず、コンタクトレンズには毎日のお手入れが欠かせません。お手入れを怠るとレンズが汚れ、レンズ表面が凸凹になってしまいます。汚れたコンタクトレンズを装用していると、目にキズがついたり炎症を起こすなど目にとって悪い影響を及ぼします。

その点、メガネならそんな心配はありません。また、コンタクトレンズはドライアイの方や、涙の量が少ない方には向きません。なぜなら、角膜の新陳代謝を行うには酸素の供給が必要ですが、コンタクトレンズはその酸素を遮断してしまう可能性があるからです。最近は酸素透過性レンズが主流になりましたが、酸素を遮断する心配のないメガネとは大きく異なります。

さらにドライアイの方は、涙の層が薄いため、コンタクトレンズが角膜上皮を傷つけてしまう危険があります。また、酸素ばかりでなく、涙の中に含まれている角膜の新陳代謝に必要な栄養源の供給も低下させてしまうこともあります。こういう方の場合は、メガネで視力を矯正する方法が望ましいでしょう。



■メガネとコンタクトレンズを上手に使って快適視生活を!


コンタクトレンズを使用している方でも、ほとんどの場合メガネとの併用が必要です。なぜなら、コンタクトレンズの連続装用には限界があるからです。連続装用・終日装用が可能なコンタクトレンズもありますが、コンタクトレンズは、あくまで角膜にとっては異物です。メガネと上手に併用して、目の健康を維持したいものです。


▼スペクタルブラー現象とは?


コンタクトレンズを外してすぐメガネをかけると、しばらく視界がぼやけたり、かすんだりすることがありますが、これを「スペクタルブラー現象」といいます。

これはコンタクトレンズの長時間の使用(主にハードレンズ)によって一時的な角膜浮腫が起こるため、角膜のなめらかさ、厚さ、角膜の曲率半径に変化が起こり、屈折状態が一時的に変化することをいいます。このような現象を避けるためにも、状況に合わせてメガネを上手に使用することが必要です。


▼メガネとコンタクトレンズ併用のススメ


普段コンタクトレンズを使用している人でも、予備のメガネを持つことが必要です。適度に目を休ませてあげるためにも、メガネと上手に併用することによって、健康で快適な視生活を心がけましょう。



いかがでしたか?それぞれの特性を知って、ご自身の目の状態やライフスタイルに合った使い方・使い分けができると、より良い視生活が送れそうですね。これからメガネコンタクトレンズを使い始める方はもちろん、すでに視力矯正器具をお使いの方も、参考になさってみてくださいね。