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目とメガネに関する豆知識
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2007/06/28 Thu



前回のコラムでご紹介した“メガネ・ダンディズム”。

ダンディ(dandy)とは「男性の服装や態度が洗練されている・こと(さま)」(三省堂提供「大辞林 第二版」より)。流行のファッションに身を包むのではなく、自分だけの“美学”でこだわりを持つ“メガネ・ダンディズム”。そんな意識を持つことこそ、次なるメガネブームの主幹となるのでは、とご紹介しました。


●自分自身の中に潜む“美学”とは?

みなさんは自分の“美学”について、考えたことがありますか?
“美学”というと何やら難しく感じるかもしれませんが、皆さんが身に付けるものを購入する時には、色や形などを見て、ご自身なりの好みやこだわりで選んでいるのではないでしょうか。それも、ひとつの“美学”と言えるでしょう。別段、意識をしていなくても、自分の“美学”は日常に潜んでいるものです。その“美学”にもう一歩踏み込んでみては?というのが、今回のコラムでご提案したいことです。

さて、普段使っているあなたのメガネは、何を基準に選んでいるでしょうか。
メガネをファッションとして意識していない方は、おそらく、自分にとって無難なものを基準に選んでいる方が多いと思います。
もちろん、無理なく自分に似合うのは大切なこと。でも、そこには「私にはこれしか似合わない」「派手なデザインのものは恥ずかしい」という思いがあるのでは?

しかし、普段から使う、生活と密接なものだからこそ、メガネをファッションの一部として、独自の“美学”でこだわりを持つ。それが大人のメガネスタイル、“メガネダンディズム”ではないでしょうか。

次にメガネを選ぶ時は、「自分に似合うように選ぶ」ことよりも、「なりたい自分になれるように選ぶ」ことに重点を置いてみませんか?


●自分だけの“ダンディズム”を実現できる、メガネ選び

今回は、そんな自分だけの“ダンディズム”を実現できるメガネを選んで、新しい自分を発見してもらいたいという目的で、実際にモデルの方にご協力いただき、コーディネイトをしてみました。



Nさん(40代)

素敵な笑顔と楽しいお話で周囲をなごませてくれる、 とてもユニークな印象のNさん。
でも憧れているのは「高倉健さん」のような、 落ち着いた雰囲気の男性とのこと。

自分に似合うと思っているメガネは「スポーティなタイプ」。普段はあまりメガネをかけていないので、現在持っているメガネは1本だけなのだそうです。

落ち着いた雰囲気と、しっとりした大人の魅力をメガネで実現するべく、今までは選んだことのないフレームデザインのメガネを試着していただきました。
「今まではユニセックスなメガネを好んで掛けていましたが、紳士用もそんなに違和感が無いのかもと思いました。」とNさん。

「しかしながらまだまだ渋い男には程遠く、内面から滲み出る軽薄さを覆い隠すようなメガネがあれば、たまにしかメガネを掛けない私でも、常時かけているようになると思います。次回、メガネを買う時にはちょっと冒険してみようかと思いました。」と、普段はメガネを使用しないというNさんも、メガネの魅力に気づいていただけたようです。


Oさん(20代)

理知的な印象の強いOさん。憧れの人物は「YOUさん」。フェミニンで可愛らしく、独自のセンスで雰囲気にぴったりの服をナチュラルに着こなしているところが素敵なのだとか。

「メガネをかけるとキツイ印象になるので、あまり目立たない細めのフレームを選んでいます」と、今のメガネは細めのフレームで知的な印象が強いですね。

「YOUさん」の持つ、フェミニンで柔らかな印象をメガネで実現するべく、いつもは選んだことのない、太めのフレームデザインのメガネを試着していただきました。
「ユニークなような、親しみやすい印象に変化したように感じます。メガネ一つで、目だけでなく顔の印象が大きく変わるのですね。」とOさん。

「メガネをかけると素の自分ではない気分にもなりますよね。メガネを変えるというより、顔を変える楽しさがあるなと今回の体験で感じました。これからは、(私の中では)ちょっと変わったメガネに惹かれそうです。」と、“メガネで自分が変わる”ことを実感いただけたようです。
お二人とも、メガネフレームを変えるだけで、驚くほど印象が変わりましたね。

このようにメガネは、かけるだけで顔の印象や雰囲気そのものを変えることができる、可能性を多く秘めた魔法のファッションアイテムにもなるのです。

長年、メガネを常用している方は、毎回、同じようなデザインを買ってしまうことが多いかもしれません。けれど、たまには普段使っているメガネとは別のタイプの、周囲に与える印象の違うフレームのメガネにチャレンジしてみませんか?

自分では気づいていなかった、自分だけの“美学”。そんなダンディズムは、男性だけでなく、女性でも持っているもの。そんな自分だけのスタイルを、メガネを変えることで見つめなおしてみると、いいかもしれませんね。

新しい自分に出会えるかもしれませんよ。


2007/06/01 Fri
カテゴリ: 目の健康 > 視力について > 


よく「視力が落ちた」「視力が悪い」といいますが、ひとくちに「視力」といっても、実は何なんだろう?と思ったことはありませんか?
視力とは「物体のかたちや存在を認識する能力」のことをいいます。今、目の前にあるこのホームページの文字を読んだり、あるいは眼の端を何かが掠めたときに、はっと気がついたり。そういった目から入ってくる情報が認識できる能力のことです。


●視力の単位

さてそれでは、「視力」はどうやって測定するのでしょう。
まず視力というものは「2点を2点として見分けることができる最小視角」というもので表示されます。皆さんもご経験があるかもしれませんが、Cの文字のような一方が切れた輪(『ランドルト環』といいます)のどちらが切れているか、というのを見て測定する方法が国際眼科学会の協定によってさだめられています。


●視力1.0とは?

直径7.5mm、太さ1.5mm、切れ目の幅1.5mmのランドルト環を5mの距離から見ると、そのときランドルト環の切れ目の両端と眼のなす角度、すなわち視角は1分(1度の60分の1)になります。この視角「1分」を見分けられ、それ以上遠くからは見分けられないと、日頃聞きなれている『視力1.0』に相当します。ちなみに、視角が「2分」になると視力は1/2の『0.5』、視角「5分」だと1/5で視力『0.2』ということになるのです。



●視力と情報量

私たちは外界からの情報知識の80%を視覚を通して導入しているといわれています。したがって視覚の種々の機能障害は著しく情報収集の能率を低下させてしまいます。
近くのものを見る能力(近方視力)と遠くのものを見る能力(遠方視力)とで個人の中でも微妙に違いはありますが、たとえば、遠方視力が0.5の人は1.0の人と比べると85%の情報しか得られないとか、近方視力が0.5の人は近方視力が1.0の人と比べると90%の情報しか得られないということが確認されています。さらに近方視力が0.4以下になると得られる情報量が急激に減少し、0.4だと1.0の人の50%しか情報が得られないといわれています。

2007/05/31 Thu
カテゴリ: 目の健康 > 視力について > 


私たちがモノを見たときピタリとピントがあって見えるのは、眼に入ってきた光が網膜上にきちんと焦点を結ぶからです。しかも眼は、ある一定の距離のモノだけ見えればいいわけではなく、私たちの生活の場面に応じ、様々な視距離のモノを見なくてはなりません。



例えば上図は、無限遠方のモノを見てピントが合っている状態(網膜に焦点が結んだ状態)を表していますが、眼が全くこのままの状態で近くを見ると、下図のように焦点は網膜より後ろにいってしまい、モノがボケて見えます。



そこで眼はカメラのレンズのように、見たい距離に応じて屈折力(光線を曲げる力)を変化させ、焦点を網膜上に合わせる機能を持っています。これを眼の調節機能といい、その役割を「水晶体」とよばれる眼の中にあるレンズで行っています。上図のような場合は、水晶体を膨らませることでより強い屈折力を得、下図のように網膜上に焦点を合わせています。



人間は近くを見るとき、毛様体とよばれるところにある筋でこの水晶体を膨らませてピントを合わせるわけですが、水晶体を薄くするとき(遠くを見るとき)は筋をゆるめるだけでいいので、遠くを見るよりも近場の作業の方が眼が疲れるわけです。すなわち人は遠くを見ているときが一番楽だということですね。 ちなみに老眼(正しくは老視)とは、加齢による老化でこの水晶体が硬くなってしまうことや毛様筋が弱ってしまうことにより、水晶体を膨らませづらくなった状態をいいます。


2007/05/31 Thu
カテゴリ: 目の健康 > 視力について > 

この豆知識を読んでくださっている皆さんのほとんどが、目や視力について、何らかの悩みや関心を持っていらっしゃると思います。ところで、皆さんは何歳ごろから、どんな目の悩みを感じるようになりましたか?

目や視力は、年齢と共に変化しつづけるものです。幼少期には幼少期の、成人すれば成人期の。そして中年以降には老視と、さまざまに変化していきます。目の病気や、視力に不自由を感じるのは誰にとってもやはりショックです。でも、正しい知識をもって日々目の健康を意識し、適切な処置を行えば予防したり治療できるものがほとんどです。

今回の豆知識は、視力と年齢の関係についてお話します。


▽1.赤ちゃんの視力はどうなっているの?

昔に比べると、生まれたばかりの赤ちゃんはいろんなものが見えているという説がよく聞かれるようになりました。一般に乳幼児の視力の発達は、

生後1カ月 :目の前の手が動くのがわかる
2ヵ月 :0.01
4ヵ月 :0.04〜0.08
8ヵ月 :0.1
1歳 :0.2〜0.25
1歳半 :0.4
2歳 :0.5〜0.6
3歳 :0.8
7歳 :1.0

といわれていますが、これは1962年のデータで、最近はもっとよく見えているという説が主流のようです。

乳幼児の視力の測定には多くの方法があり、各自治体の乳幼児検診での測定も様々です。たとえば、「蝶々」「鳥」「魚」「チューリップ」等の絵を描いたカードを2.5メートル離れた場所から見せ、4枚のうち3枚見えていたら、視力を0.5あるとみなす自治体や、大人の視力測定でもおなじみのランドルト環(Cの形をしたあれです)を使う自治体。また、機械を用いて測定するところもあります。

ここで注意しなくてはならないのは、お子さんに斜視や弱視など、重大な症状があるかどうかを正しく見極められるかどうかです。斜視・弱視は、発見が遅れるとのちの治療が困難になる場合もあります。幼いお子さんにこんな行動がよく見られたら、早急に医師に相談しなくてはなりません。

●見るとき
  「片目をよくつぶって見る」「顔を回し、横目で見る」 「あごを引いたり、上げたりしてみる」
●学習・遊び
  「落ち着きが無い」「飽きっぽく根気が無い」「集中出来ない」
●目の様子
  「目をよくこする」「目をパチパチさせる」「視線が内や外、上下にずれる事がある」
  「涙をよく流す」「明るい戸外でまぶしがる」
●生活
  「テレビを近くで見たがる」「よくつまづく、転ぶ」 「ひんぱんに頭痛を訴える」
●家族
  「両親、兄妹姉妹も視力が悪い」

▽2.子供にメガネをかけさせてもいいの?

「小さな子供にメガネをかけさせるのはかわいそう」と考えるご両親は多いことと思います。ですが、大事な成長期にあるお子さんが、ぼんやりした視界のままで生活を続けていくと、どういうことになってしまうのでしょうか?

生まれたばかりの赤ちゃんでもすでに明確な視反応があります。しかし、ものは見えていても、その意味は分かりませんから、成人と同じレベルの視力とは言い難いでしょう。ものは目で見えている、と考えている方が多いと思いますが、実は大脳皮質で認識してはじめて物が見えた(理解できた)ことになります。大脳皮質の80%以上の部位が視覚からの情報を認識したり、処理することに関係しています。
ということは、人間にとって、視覚というのは、大脳を発達させる上で非常に大切な情報源になっているとも言えるわけです。

特に、生後から3歳頃までは視力の急速な発達時期に当たります。この大事な時期に、もしぼやけた視覚入力しかなかったら、大脳皮質での認識、処理機構はそのぼんやりした像をもとにして発達することになりますから、当然その質は悪いものになるでしょう。近視・遠視のための視力矯正(メガネの使用)の遅れは、弱視などの原因になるばかりではなく、脳全体の発達にも影響を与える可能性さえあります。

小さなお子さんにメガネは不憫、と思う気持ちはわかりますが、お子さんに少しでもいい視界を与えてあげることが、脳の健全な発達を促すことにつながります。


▽3.成人の失明理由第1位、知っていますか?

一般的に、大人になってからの視力低下は起こりにくいといわれています。「学校近視」という言葉がありますが、これは学校で勉強をする年頃から近視になる人が多いことからついた名前です。

20〜25歳ぐらいから近視の度の進みはほぼ止まり、目立った視力低下が起こることはあまりありません。しかし一方で、長時間にわたるパソコン機器の使用や、ストレスで目を酷使する機会が多くなることも事実です。既に何度かご紹介したVDT症候群(パソコン作業などが原因の眼精疲労、ドライアイ等)は目の角膜を痛める原因にもなりますし、頭痛・肩こり・うつなどの症状が出ることもあります。

また、ストレスが多く、不摂生な食生活を送る人は糖尿病の危険性もあります。糖尿病の合併症のひとつに『糖尿病性網膜症』という病気がありますが、実はこの病気こそ、成人における失明原因の第1位なのです。糖尿病になり、血糖が高い状態が十年以上続くと、眼底に血管の瘤(こぶ)ができ、破れて出血します。さらに進行すると白斑や新生血管ができて、大きな眼底出血を起こして失明するのです。

甘いものや油っこい食事が好きだったり、お酒やたばこの量が多い人、ストレスの多い生活をしている人は要注意ですよ。40歳をすぎたら、目と体の定期的な健康診断が大切です。

▽4.近視の人は老眼になりにくい。ウソ? ホント?

老視(老眼)とは、年と共に目の調節力が低下する状態をいいます。人は近くを見るとき、水晶体を膨らませることによって、近くの一点にピントを合わせるのですが、年をとると水晶体の弾力性が低下し、充分に膨らませることができなくなります。このため、近くのものが見えにくくなるのです。

目の調節力は、30代後半から衰え始めますが、自覚してくるのは45歳くらいからのようです。老視の症状としては、「近くが見えづらい」「読む距離を少し遠くすると見える」「すぐ疲れて長時間読書ができない」「メガネをかけていると疲れる」などがあげられます。

「近視の人は老眼にならない」という説を聞いたことがある人がいるかもしれません。しかし残念ながら、老視は全ての人に同じように訪れる老化現象です。したがって、近視だから老視にならないということはないのです。近視の人が老眼にならない、といわれる理由は、もともと近視だった人が老視になると、近視用のメガネを外した状態で手元がきちんと見えることがあるからです。しかし、この場合も近視用のメガネをかけた状態では手元にピントが合わず見えにくいわけですから、これも立派な老視なのです。

▽5.老視と上手につきあうために

年齢とともに目の調節力は衰えてくるので、老眼鏡をかけていても老視は進行します。メガネの度数で言うと、およそ10年間に4段階くらい進んでいくと考えてください。現在お使いの老眼鏡が見えづらく感じたら、作り替えて適正な度数の老眼鏡をお使いいただくのがよいでしょう。

老視は誰にとっても避けられない現象ですが、その進行を遅らせることは可能です。睡眠や食事を規則正しくとり、適度な運動を心がけましょう。また、食事面でも老視の進行を遅らせることができます。老視にいい食べ物としては、

●ビタミンA:レバー、あんこう、マーガリン
●カロチン:にんじん、ほうれんそう、しそ、モロヘイヤ
●たんぱく質:肉類、魚介類、大豆製品、牛乳および乳製品
●ビタミンB:レバー、うなぎ、牛乳、納豆

を積極的にとることをおすすめします。

老視や糖尿病は誰にでも起こる可能性があるものです。「自分はまだそんな年じゃないから」といって無理をしていると、それだけ目に負担をかけることになります。どの年代にある方も、いつまでも輝きのある目でいられるよう目の健康に心がけ、自分の目に合ったいいレンズを選び、自分の目のライフサイクルと上手につきあっていきたいものですね。

   

2007/05/31 Thu
カテゴリ: 目の健康 > 視力について > 


●老視とは?

老視とは、年をとるに従って目の 調節力 が減少する状態をいいます。調節は水晶体で行っており、近くを見るときは、水晶体が膨らんで近くの一点にピントを合わせるのですが、年をとると水晶体の弾力性が低下して充分に膨らませることができなくなります。これにより、正視の人、あるいは遠視や近視でも遠くが見えるように矯正されたメガネを使用した状態では、近くのものが見えにくくなるのです。



●いつ頃から老視になるの?

目の調節力は、30代後半から衰え始めますが、自覚してくるのは45歳くらいからのようです。老視の症状としては、「近くが見えづらい」、「少し読む距離を遠くすると見える」、「すぐ疲れて長時間読書ができない」、「メガネをかけていると疲れる」などがあげられます。このような症状が現れてきたら、老視用のメガネを使用することをおすすめします。


●老視は誰でもなる

近視 の人は老視にならない」と聞いたことがある人がいるかもしれません。しかし残念ながら、老視は全ての人に同じように訪れる老化現象です。したがって、 近視 だから老視にならない、 遠視 だから早く老視になる、ということはありません。
ただ、 近視 はその構造上、裸眼で遠くは見にくいけれど近くは楽に見える人も多いので、近視の人が老視になっても、近視用のメガネをはずして近くを見てしまう人もいます。これにより、「近くは裸眼で見えるのだから私は老眼ではない」と勘違いされることがあるのです。しかしこの場合も、近視用のメガネをかけたままでは、近くにピントが合わずに見えにくいということになりますから、立派な老視なのです。
一方、 遠視 の人は、遠くを見るときにも調節力を使っています。近くを見ようとすると、さらにそれにプラスした調節力を働かせなければなりません。つまり、もともと近くを見ることが苦手なわけですから、調節力が不足すれば、「見にくい」という症状が、 遠視 の人にはそれだけ早く現れてくることになるのです。


●老視を遅らせるには?

視は誰にでも起こる老化現象ですから、避けてとおることは出来ません。しかし、目そのものの健康管理という面では、睡眠や食事を規則正しくとり、適度な運動を心掛けましょう。栄養面では、ビタミンA、たんぱく質、ビタミンBを積極的にとることをおすすめします。


●老視の矯正

老視は、水晶体の弾力性が衰えて目の 調節力 が減少したことにより、近くのものが見えにくくなっているわけですから、近くを見るために必要な調節力と実際の調節力の差を補うレンズを装用します。 遠視近視 の人の場合は、本来のメガネと老眼鏡の両方が必要となります。これをひとつのメガネにする場合には、 累進屈折力レンズ とよばれる遠近両用のレンズを使用します。累進屈折力レンズは、1枚のレンズ内で遠方と近方の両方を矯正できるように設計されています。
また、年齢とともに目の調節力は衰えてくるので、老眼鏡をかけていても老視は進行します。メガネの度数で言うと、およそ10年間に4段階くらい進んで行きます。現在お使いの老眼鏡で見えづらく感じたら、作り替えて適正な度数の老眼鏡をお使いいただくのがよいでしょう。

老視は誰もがなる目です。「老眼鏡なんて恥ずかしい」といって無理をしていると、それだけ目に負担をかけることになります。自分の目に合ったいいレンズを選び、上手に老視とつきあっていきたいものですね。

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