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特集[第8回]レンズ開発者インタビュー 遠視の人にはゆれにくくゆがみにくく、近視の人には近くも大きく さらに一歩進化したシニアレンズ
特集[第8回]レンズ開発者インタビュー 遠視の人にはゆれにくくゆがみにくく、近視の人には近くも大きく さらに一歩進化したシニアレンズ

「遠近両用メガネって、必要なときだけかけて、すぐはずしてしまう」
「なぜか長くかけ続けられない」

...それって、「視界がゆれる・ゆがむ」「手元の文字がよく見えない」
そんな見え方ストレスが原因ではないですか?

(インタビュアー) 平田悠夏/快適視生活応援団会員レポーター

レンズに対する要求は人それぞれ

平田

本日は「レンズ設計グループ」のある長野(※)からお越しいただきまして、ありがとうございます!
さっそくですが、今回4月2日に発売されるシニアレンズ(※)セイコー パシュートPV(※)」はとても快適にものを見ることができるとのことですね。シニアレンズユーザーでもある私の母が興味津々でした(笑)
でも母は、いつもはメガネをかけたりかけなかったりなので、すぐどこかに置き忘れてきちゃうんですけどね(笑)

(※)印の単語は、マウスを置くと説明が表示されます。

セイコーエプソンの研究所は長野にあるんです。大自然の中で、世界最先端の技術が生まれるんですね!

シニアレンズって、要は「老眼鏡」のことです。カッコ良くいうと、「シニアレンズ」♪

遠近両用カスタムレンズ「パシュートPV」特設ページはこちら

篠原

ああ、お母様は必要なときだけメガネをかけていらっしゃるんですね。
そういうかけ方をされている方はとても多いんです。
でもそれ、実はメガネに慣れにくい使い方かも知れませんね。

 

平田

え!そうなんですか?
テレビを見るときなどはかけていて、
裸眼で大丈夫なときはあんまりかけたくないみたいで...。

篠原

たぶんそれは、見え方に違和感があるからじゃないかな。
視界がゆがんで見えたり、近くの文字などが小さくなってよく見えなかったりすると、メガネをかけ続けるのが不快ですし、目が疲れてしまうんです。
だから仕方なく、必要なときだけかける形を取ってしまいがちなんですね。

遠近両用レンズの永遠の課題として、いかにユレ・ユガミを少なくしつつ視野を広くするかというものがあります。
ここでいう「視野」というのは、レンズを通したときにクリアに見える範囲(図1参照)、ということです。

  図1 遠用領域・近用領域の視野の広さと揺れ・歪みの相関関係

篠原

それぞれを解決する機能は全く相反する内容で、たとえばユレやユガミを少なくすると視野が狭くなり、逆に視野を広くすると、ユレやユガミが大きくなってまうんです。
どちらかを解決すると、どちらかが劣ってしまう。

平田

性能が相反しているんですね。
たしかに、視界が快適ならずっとかけていられるはずですよね。
私も近視なので家ではコンタクトではなくメガネをかけているのですが、特に視界に不満がないのでずっとかけ続けていても嫌ではありません。

篠原

そうなんです。不満のないレンズはずっと掛け続けていられるんですよね。
でも実際は、違和感があって必要なときしかメガネを掛けない方も多い。
すべての方が不満なくずっとメガネを掛けていられる為には、皆さんのレンズに対する欲求をかなえることが必要です。でも、皆さんが同じ欲求を持っているわけではないんですね。
つまり、「皆さんに最適な設計」ではなく、「処方によって個々人に最適な設計」が必要になるんです。
今回のシニアレンズ【セイコー パシュートPV(※)の開発のきっかけは、まさにそこにあるんですよ。

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