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特集:製品企画担当者インタビュー第1回 ハナエモリ秋冬新商品

洗練されたデザインの中に日本的な美しさを取り入れた「ハナエモリ」ブランド。レディスファッションが有名ですが、アイウェアはセイコーアイウェアがライセンスブランドとして取り扱っています。
今回は10月より発売される、秋冬モデルについて快適団事務局が、企画担当者にお話を聞きました!日本人女性の美しさを引き出して自然で優しい表情を作り出す・・・シンプルに見えて、実は掛けた人を美しくみせるように計算された、そんなメガネの魅力をご紹介します。

ユーザーの皆さんの声を形に...フレームのできるまで

■今回は6種類のフレームが新たに発売されるということですが、どんなテーマで商品を企画されましたか?

一言でいうと、掛けた人が美しく、表情が生き生きと見えるメガネを目指しました。ハナエモリブランドの特長として、エレガントで主張しすぎない女性らしいデザインがあります。ですので、メガネもあまりそれ自体が目立つような大胆なデザインではなく、掛けている人の魅力を引き出すような、掛けやすいシンプルなデザインにしています。ただ、シンプルな中にも、細部に蝶やバラなどのデザインを取り入れて、女性のおしゃれ心を満足させるよう工夫しています。

■なるほど・・・確かにメガネって掛けたときの顔うつりがすごく重要かもしれません。
そもそも新しいフレームを企画するときのテーマは、どのように決められているのでしょうか。

マーケットの分析や、世の中のトレンドなど様々な要素がありますが、一番大きな要素の1つとしては、メガネ屋さんを通じてヒアリングするメガネユーザーの皆さんの生の声ですね。やはり掛けてくださる皆さんが喜んで下さるような商品を作りたい、というのが第一にあります。

■メガネユーザーの意見や要望が反映されているのですね。
テーマが決まったあとはどのような流れで商品になるのですか?

簡単に言うとまず、①調査(市場の分析・ユーザーの声の収集など)を行い、次に②企画に進みます。ここで商品のテーマ・方向性を決めます。次に③フレームのデザインをおこします。デザイナーさんと打ち合わせをして、デザイン画を作成します。続いて④試作品の作成です。デザイン画をもとにフレームメーカーさんと打ち合わせをして試作品を作ります。そして最後に⑤商品化です。試作品を見ながら、カラーや形状を検討し、実際に商品にするものを決めて量産をします。

フレーム完成までの流れ 調査→企画→デザイン→試作→商品化
細部までこだわったフレーム作りから生まれる新商品の魅力とは

■1つのフレームを作るにも、いくつものステップを踏んでいるのですね。
では、今回の新商品の魅力はずばり何でしょうか?

そうですね。一番こだわって作ったポイントは、ハナエモリの世界観を表現した形と色です。ハナエモリのコンセプトは、今回の商品のテーマにも繋がるのですがEAST MEETS WEST ― 東と西の融合です。つまり、西洋の形の中に、日本的な美意識を追求していく・・・ということです。メガネも元々は西洋から来たものですが、日本的な要素を取り入れて日本人の女性の魅力を引き立たせる商品作りをしています。日本的な美意識とは、例えば、四季折々の美しい自然を楽しむ感性であったり、日本が誇る細かな技術であったり、やわらかな曲線的なラインであったりします。

■具体的にはメガネにどのように反映するのでしょうか。

はい。例えば四季の自然を表す、「蝶」や「花」のモチーフをフレームに取り入れています。それから、フレームの素材に七宝を取り入れたり、プリントの技法にもこだわっています。例えば、今回は大きく分けて3つのタイプのフレームを作りましたが、こちらのモデルの場合、つるの部分にまず、七宝で色をつけ、上からバラの模様を印刷しています。バラの花もただ均一に印刷をしてしまうと、べたっとした印象になり、安っぽく見えてしまうので、細かなドット模様で、グラデーションをつけて描きました。

■本当ですね。よく見ると細かな点々になっています。点々の密度で濃淡をつけているのですね。ぱっと見ただけではわからないけれど手が込んでいますね。

日本が誇る細やかな技術が活かされています。また、フロントシェイプ(レンズシェイプ)もシャープなラインにはせず、ゆるやかなラウンドデザインを採用しています。

■色についてはどうでしょうか。

ピンクや金色はどなたにでもなじみの良い色ですので、メインで採用しています。それに加えてハナエモリブランドの最新シーズンカラーを組み合わせた色展開を考えました。ハナエモリの'08-'09年秋冬シーズンカラーは、モノトーン・パープル・レッド・ピンクを中心とした色使いです。ただこれを顔にかけるメガネにそのまま使ってしまうと色が強すぎたりしますので、トーンを変えて組み合わせたり、フロントの部分ではなく、つるの部分に鮮やかな色をもってくるなど、色を載せるパーツや分量を調整して、より顔になじみがよいように工夫しています。

■色々考えられているのですね。確かにどれをとっても、繊細で、まるでアクセサリーのようですね。でもメガネって、手に取ったときの印象と実際に自分で掛けたときの印象にギャップがあるのが難しいところだと思うんです。掛け手がきれいに見えるような工夫があれば教えて頂けますか?

先ほどラウンドタイプのフロントデザインを採用しているとお話しましたが、丸い形のメガネはシャープなデザインのものに比べ、優しい表情を作り出すので、どのような顔型の方にも抵抗なく掛けていただけます。(左下写真)
それから、こちらのモデルですが、リム(レンズ縁)とつるをつなぐ部分(ヨロイ)が少し斜めにあがっているのがわかりますか?このようになっているとリフトアップ効果があり、お顔がすっきり見えます。(右下写真)

掛けてみて分かる掛けこなしの広がり

■是非掛けてみたくなってきました。こちらの商品のお値段はいくら位ですか?

オープンプライスのためお店によって値段が異なりますので、お店に問い合わせてみてください。

■最近は均一プライスでメガネを販売しているお店も多くなりましたが、そういった商品と大きく違うところはどんなところでしょう。

均一プライスのメガネも手軽に色々なメガネを楽しむことができていいと思いますが、ハナエモリの特長はMADE IN JAPANの行き届いた仕上がりです。これまでお話したような細かな技術を各所に活かし、繊細で品質的にも安心して使って頂ける物を作っています。それから、素材にチタンを使用し、掛けごこちは軽く、丈夫な商品にしました。

■このメガネはどんな方に掛けて頂きたいですか?

特にどんな方に、という限定したものはないですが、最近の女性は自分に似合うものを上手に選ぶ方が多いので、自分の魅力を引き出すアイテムの1つとして選んでいただけるととても嬉しいです。

■今回のメガネにあわせるとしたら、どんなファッションがお勧めですか?

あくまで一例の紹介ですが、つるにバラの花が描かれているモデルは、華やかに掛けて頂けるので、ショートやセミロングの方にも良く似合います。活動的なパンツスタイルの時に合わせて頂いても良いですね。ヨロイに蝶が止まっているタイプは、フェミニンなスタイルに合うと思います。お着物で掛けられてもいいですね。ヨロイにボリュームがあるので、アップスタイルでもバランスが取りやすいです。 つるがプラスチックのタイプは色味もはっきりしているので、カジュアルなスタイルにお勧めです。

■今頂いたお話を参考に、色々自分なりのコーディネートを考えてみるのも楽しそうですね。
今日は長い間、ありがとうございました。

いかがでしたか? インタビューしてみて、テーマからディテールまで随所に作り手のこだわりを感じた商品でした。 上記の商品はフレーム3タイプにそれぞれ2つのフロントシェイプ、3色のカラーがあり、それぞれ2サイズ展開となっていて、合計36モデルのラインナップで10月に発売します。 10月末ごろには大手メガネチェーン店を中心に全国のお店に並ぶそうですので気になった方は、是非のぞいてみてくださいね。

[2008.9.30 UP]