快適視生活応援団事務局ブログ事務局のつぶやき > メガネ型網膜走査ディスプレイとは?

事務局blog
事務局の芳賀です。

本日はニュースで見つけた「メガネ型網膜走査ディスプレイ」についてご紹介したいと思います。

ブラザー工業さんが、開発したディスプレイ装置のことで、目の網膜を「スクリーン」として利用する画期的なものです。

特長として以下の3つがあります。

1.透過型ディスプレイなので、実際の視野と重ねて見ることができる。
2.他人に画像を見られることなく、機密情報などを安全に見ることができる。
3.メガネ型のコンパクトサイズでありながら、大画面を見ることができる。

この装置をメガネフレームに装着するそうですが、かなり小型に仕上がっているようです。大きさは約20cc、重さは約25g。

↓こちらに実物が掲載されています。
http://www.brother.co.jp/news/2008/rid/index.htm

仕組みはかすかな光を網膜に当て、それを高速で走査(スキャン)するもので、網膜上に走査された光の残像を、映像として認識するそうです。

今までだと、液晶パネルなどを使うヘッド・マウント・ディスプレイ(大きなゴーグルみたいなやつ)を使っていました。

この「メガネ型網膜走査ディスプレイ」だと自分が普段掛けているメガネフレームに取り付けるだけで実現できることが画期的ですね。
また、実際の景色と重ねて、見ることができるので楽しい使い方ができそうです。