快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > グローブトロッター リペア編

Taka's cafe
まだまだ使えますよと太鼓判おされた〝黒ビス〟のトロッター。
「失 礼ですが…そのサイズで何泊できますか?」

妙齢のご婦人が横に追いつくなり尋ねてきた。
その日も出張用に愛用している18インチの
グローブトロッターをコロコロひいていた。

仕事にしか使わないけど3日は全然大丈夫、
人それぞれでしょうけど…
少々いぶかしげに答える。
「仕切りがないから使いやすいですよね…」
「グローブトロッターは。」と
ご婦人の口からその名前が出た瞬間から
ツナガッてしまった。
修理職人からのカードがリボン結びで添えられて戻ってきます。前回と同じKaiさんが修理してくれたことがわかって愛着も増します。



18インチなら機内持ち込みできるし
仕切りがないからフレキシブルに詰め込める。
容量はどれだけもっていくか、もっていかないか、
オーガナイズの仕方、
行き先と移動手段で決まってくる。
旅行となると土産用の空きスペースが
必要ということもあるかもしれない。

ご婦人は買い替えようか迷っているという。
私のトロッターは
国内線手荷物で揉まれつづけて
これまで2度リペアして
旅行用トランクといえばルイ・ヴィトン。この夏梅田阪急で開催された「Time capsule」展では展示されたトランクにアイコニックなイメージがプロジェクションマッピングされてクリエイティブな世界へ誘っていました。

息を吹き返した出張のタフなパートナーだ。
わずかな時間そんな話をして別れた。


容量の参考になったかわからないけど
使い込むほどに愛着が増す鞄であることは共有した。
旅行鞄はとくにそういうものだと。

どうしたかな?
シルバーヘアが上品だったあのご婦人。