快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > 大磯海岸海水浴場

Taka's cafe
水浴シーズン到来。


大正~昭和のモボモガの水着もこんなボーダー柄でしたね。明治の大磯海水浴場(「広報おおいそ」より)。
大磯町は海水浴場発祥の地といわれる。
諸説あるので正確には日本で最も古い
西洋風海水浴場のひとつというべきかも。
ドイツ人医師ベルツが紹介した
病気療養のための海水浴をひろめようと
明治政府の軍医・松本順により
温暖なこの地が選ばれ
明治18年に開かれたという。

茅ヶ崎が"えぼし岩"なら
大磯は"かぶと岩"が沖合のシンボル。
子供たちやサーファー
釣り人にも人気の海岸だ。

大磯海岸の思い出は...

今年夏休み直前の大磯海水浴場。振り向けば高架下の海の家と大磯丘陵があって明治の写真そのままです。
実はなにもない。 ^^;
まあ...子供時代に
わざわざ隣町の海に行くこともなかったし
楽しみは大磯ロングビーチのほうだった。

それがオトナになって今年初めて
大磯海岸に踏み入れてみたら
なんだかいい感じなのだ。
漁港と隣合わせのこじんまりした海岸に
西湘バイパス高架下を日除けにして
海の家が並んでいる。
明治とまではいわないけど
昭和の香りがぷんぷんしている。
まぁ...昭和時代に
一度も行っていないのだからあくまで想像。
なのに懐かしい風景なのだ。


大磯港で漁師さんから直接買える生しらすは鮮度が命、大量の氷もらって速攻厳守でお持ち帰り。甘い♪ウマい!ウレシイ♡
海岸近くまで丘陵がせまる大磯は
明治中期から昭和にかけて
伊藤博文や吉田茂はじめ政財界要人の
別荘が多くあった地としても有名だ。
そんな土地柄のせいか
ずっと変わることなく
海水浴の原風景のように
平和な歓声が響いていたのだろう。


福島県いわき市の勿来(なこそ)海水浴場で
海開きがあり、今年県内で唯一
2年ぶりの歓声があがったそうだ。

夏休みの海が安全であることを祈りたい。