快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > アートづく秋?

Taka's cafe

の終わりからアートづいている。
すでに終わってしまったけど
*ゴーギャン展(東京国立近代美術館:終了)


東京駅からの無料バス。ゴーギャンイエロー?はめだつ。運転手さんによるゴーギャンの軌跡の生アナウンスつき。録音なら聞き流すところを聞き入ってしまう。アナログの力はすごい。

*ルネ・ラリック展(国立新美術館/
熱海MOA美術館で巡回展中:11/23まで)
*海のエジプト展(パシフィコ横浜:終了)
*バービー50周年記念展(横浜人形の家:10/4まで)
このあと
*トリノエジプト展(東京都美術館:10/4まで
その後仙台、福岡、神戸、静岡巡回)
を観る予定。
エジプトづいているのは‘横浜’が閉展間際で
混雑したので‘トリノ‘で消化しようかと。

なんだか一貫性がない・・・?けど
感想をひとこと。


ー我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのかー
ゴーギャンが全精力を傾けたこの大作に対して
ひとこと、は容易じゃない。
しばらくの時間対峙できたことに感謝を捧げよう。
美術展としてすべてにおいて王道。


9/27閉幕のY150記念の一環。バービーも50周年の記念年とあって市内でも同様の展示会をみかけたがこの記念展が最も充実。約300体は貴重な関口コレクションの提供、小物や洋服は1000点以上。もちろんメガネやサングラスも多数。


意外にも秀逸だったラリック展。
意外にも、と言ってしまうのは
テーブルウエアとして身近なせいか
芸術という意識が薄れていたせいかもしれない。
ガラス工芸に至るまでのジュエリーの手仕事を知る
素晴らしい展示だった。
アールヌーボーの宝飾からアールデコのガラスへ、
手仕事から大量生産へ、
上顧客から大衆へ、
時代と作品が呼応している。

ラリックでジュエリーデザインの原型ここにあり、
と思っていたら
エジプト展で海から引き揚げられた装飾品をみると
2千年前に源流はすでにあった。
彫像も2千年の時が実感できないほど
昔日の輝きを保っている。


人形の家の向かいのバーニーズ。ショーウインドーは秋冬物。今年は“Black is back!”とある。

クレオパトラが愛したという香りを体験し
嗅覚の助けをかりて古代の地中海に
思いを馳せてみた。

バービー展では歴代ドールが400体以上
みごとに展示。
1959年誕生当時のレアな肌色・肌質・顔つきを観察。
クラシック期、モッズ期、現在を経て顔は進化し
今後も時代の女性の顔と憧れを映す鏡となっていく
だろう。

古代に実在した女王と
実在しない現代のファッションアイコン
どっちが夢か現か・・・?

脈絡なく観て回ったがこんな感想でつながっただろうか。
時間の旅をしたアート展だった、ということで。