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目とメガネに関する豆知識

昨今、通勤電車やカフェなどで、たくさんの人が小さな画面を見つめて操作をしている風景が見慣れたものになりました。

パソコン・タブレット・スマートフォン等、現代人のライフスタイルとデジタルデバイスは密接にかかわっていますね。

総務省の統計によると、日本におけるインターネットの利用率(全年齢層)は約8割で、うち13~59歳の年齢層においては、9割を超えているそうです。(『総務省 平成30年通信利用動向調査の結果』より引用)

そこで注意しなくてはならないのが、デジタルデバイスの使いすぎによる目の酷使や身体の疲れ。

たとえば、パソコンを常用していて
「このごろ目が乾いて困るんだけど...」
「肩こりがひどくなったような気がする...」
「いつも身体がだるいし、寝つきが悪くて...」
などということはありませんか?
そんなあなたは「VDT症候群」かもしれませんよ?

そこで今回の豆知識コラムは


【 VDT症候群 】


についてとりあげてみようと思います。



■1.VDT症候群って何?


[VDT]とは、パソコン・ワープロ・テレビゲームなどの情報端末を意味する 【visual display terminal(ヴィジュアル ディスプレイ ターミナル)】の略で、 VDT症候群の正式名称は【視覚表示端末症候群】といいます。

長時間同じ姿勢でディスプレイを眺め続けて作業をしていると、筋肉に血液が流れにくくなり、 筋肉疲労として様々な症状が現れます。
目の疲れから始まり、首や肩のコリ、ドライアイ、手指のしびれ。ひいては抑うつ感、めまい、吐き気、睡眠障害など、 身体にさまざまな不調をきたします。このような症状を、VDT症候群といいます。別名、テクノストレス眼症とも呼ばれています。


▼VDT症候群の症状


◎目の諸症状。目の疲れ、充血、かすみ目、視力低下、ドライアイ
◎頸・肩のコリ、背中のだるさ、腰痛、手指の痺れ
◎胃痛、胃腸不良、便秘、生理不順
◎倦怠感、抑うつ感、イライラ、めまい、吐き気
◎その他 食欲不振、過食、睡眠障害など


こういった症状は、パソコンの長時間使用のほか、慣れない機械器具の操作についつい熱中してしまうあまり心身疲労を起こしたり、または机まわりや照明、もしくは姿勢がよくないために体に変調をきたすといった、作業環境の悪さから発生するケースも見られます。

みなさんの中にも、この中の症状でいくつかあてはまるという方が多いのではないでしょうか。



■2.VDT症候群を予防するには?


そこで、VDT症候群を予防するためのガイドラインと、VDT作業を行う際の環境や姿勢における注意点をいくつかご紹介します。

新VDT作業ガイドラインのポイント(厚生労働省による)


◎一日の作業時間
VDT作業の合間に他の作業を組み込んだりするなどして、一日の中でVDT作業を連続して行なう時間を短くする。

◎連続作業時間
1時間を越えないようにする。

◎作業休止時間
1時間のVDT連続作業の後は、10分から15分間、目を休める。


▼≪環境≫でVDT症候群を回避する


◎パソコンの照明環境は?
まわりの照明とディスプレイの明るさは快適ですか?
ディスプレイが明るすぎても暗すぎても、目には負担がかかります。
また、まわりの照明が明るすぎると、ディスプレイを明るくしないと画面が見づらくなってしまいます。
ディスプレイまわりの照明と、ディスプレイの明るさとのバランスを考慮してみましょう。


▼≪姿勢≫でVDT症候群を回避する


コンピュータ机、椅子、キーボード、マウスの位置は、あなたの姿勢に無理のないよう配置されていますか?
無理な姿勢は余計な疲れにつながります。姿勢が悪いと肩こりなどを起こし、目の疲れにも影響を与えるからです。

もともと人間の首は、頭がやや前に下がるように作られています。デスクトップ型パソコンのディスプレイを高い位置に置いていると、首を上向きにし続けなければなりません。
すると、目が乾くというだけでなく、さらに首や肩に負担がかかることとなり、疲れやすさにつながってしまうんですね。

反対にノート型パソコンの場合はディスプレイの位置が低くなるため、姿勢が前かがみになりがちです。前かがみになった姿勢では、肩と背中の筋肉に余計な負担をかけることとなり、これも疲れの素になってしまいます。そこで、

◎デスクトップ型の場合
目線よりも下にディスプレイが来るように設置しましょう。目にかかる負担を軽くすることができます。



◎ノート型パソコンの場合
本体の下に本などをはさんで、ディスプレイの位置を少し高くすると、姿勢を崩さずにすみます。目の位置もよくなりますので、目の疲れも溜まりにくくなります。
目の位置が高くなりすぎて疲れてしまわない程度に調整し、モニターと目との距離は、40~50センチぐらいは離しましょう。



一見、ごくごく単純な注意点のようにも思えますが、実際パソコンに向かってしまうとついついこういった健康への細かい配慮は 後回しにされてしまいがちですよね。
でも「たかが目の疲れ」「たかがパソコン疲れ」といってあなどっていると、ドライアイや腰痛、 手足の痺れや睡眠障害といった重大な身体の不調をもたらしてしまうことも考えられます。

正しいパソコンの使用や環境、姿勢を常に心がけることによって、 VDT作業による日々のストレスや身体の疲労を上手に予防してあげたいものですね。

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