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目とメガネに関する豆知識

これまでお話ししてきたように、ファッションにおける「ダンディ」とは、見た目の華美ではなく、仕立ての良さと着こなしの良さと定義し、ここ数年では、「目が悪いから仕方なくかけている」メガネから、その人の生き方やセンスを表現する一個性へと変化してきました。今やメガネは、自分をプロデュース(演出)するためのアイテムでもあるのです。

美学=ダンディズムを探す「ダンディタイプ診断」では、みなさんそれぞれがうちに秘めているダンディタイプが見つかったと思います。

そこで今回は、「スクリーンに映るメガネ」をテーマとして、映画という切り口から、ダンディタイプに沿ってご紹介したいと思います。

毎年、春になるとハリウッドで行われる、世界最高の映画賞「アカデミー賞授賞式」。
その歴史は1929年から始まり、2013年で85回を迎えるまでになりました。

その中でも、アカデミー賞の歴史上、一番注目され、視聴率が高かった受賞作品といえば、『アニー・ホール』(1977年)。黒縁の大きなメガネが非常に印象的なウディ・アレンが主演の作品です。 ニューヨークを舞台としたコミカルなラブ・ストーリー。ウディ・アレン演じる主人公アルビーはその個性的なメガネの印象をそのまま活かした、ユニークで"変わり者"、そして女性に人気のあるキャラクター性を持っています。

アニー・ホールについてはこちら↓
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id994/

この年の作品賞ノミネートは、あの『スター・ウォーズ』や大女優メリル・ストリープが映画デビューを果たした『ジュリア』など、歴史に残っている作品ばかり。
この歴史に残る作品群の中で、ウディ・アレン主演の『アニー・ホール』がナンバーワンに選ばれたのは、なぜでしょうか。

もちろん、作品そのものの評価が高いわけですが、作品の印象を生み出すのはやはり、俳優の持ち味。メガネは、ウディのキャラクターを深く印象づけるアイテムになっているのではないでしょうか。
そんなウディ・アレンを「ダンディタイプ」に当てはめると、ユニークダンディタイプ。
メガネが、彼のユーモラスでエキセントリックさのある独特な魅力を引き出しています。

そのほか、長いアカデミー賞の歴史の中で、80歳の最高齢でオスカーを獲得したジェシカ・ダンディも、メガネで強い印象を創りだし、凛としながらも暖かさのある魅力を最大限に生かした演技を見せてくれています。


現在、男女問わず広く人気のある個性派俳優、ジョニー・デップもプライベートでは毎回違ったメガネをつけて、映画ファンを楽しませてくれています。

みなさんも、自分の生き方、美学――ダンディズムにフィットしたアイ・ウェアで、毎日を映画のように演出してみてはいかがでしょうか。

自分に合ったダンディズムがわからないという方は、ぜひこちらの「ダンディタイプ診断」を試してみてください!


■ダンディタイプ別オススメ映画のご紹介

クールなあなたにオススメなのは、
『グッド・シェパード』『カポーティ』


『グッド・シェパード』はCIA誕生をテーマにしたオススメ映画です。メガネをかけるとインテリに変身するマット・デイモンとロバート・デ・ニーロの出演作。
誰にも言えない重要任務を担う男のクールさが、クール・ダンディタイプなあなたのダンディズムに響くのではないでしょうか。もう1本は、フィリップ・シーモア・ホフマンが独特の風貌とメガネの作家を演じ、アカデミー主演男優賞を獲得した『カポーティ』。クールなあなたを引き込んでいくこと間違いなし。

ワイルドなあなたにオススメなのは、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』『ハリー・ポッター』シリーズ


映画界のカリスマ、ジョニー・デップ。彼のプライベートでのメガネの着こなしを参考にする人も多いと言われています。そんな彼の代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』はワイルド・ダンディタイプなあなたの冒険心もくすぐる作品。ジョニー・デップは、若い時分には派手に遊び回ったが、現在は子煩悩に変身したという、やさしさとワイルドを併せ持つカリスマ的存在です。メガネはそんな彼の重要な演出ツールでもあります。もう一本は『ハリー・ポッター』シリーズ。シリーズ当初はあどけなかったハリー役のダニエル・ラドクリフも、シリーズを重ねるごとに徐々にワイルドに変身していきました。

ユニークなあなたにオススメなのは、
『ミセス・ダウト』『オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー』


ロビン・ウィリアムズがメガネをかけたメイドを演じるコメディ『ミセス・ダウト』は、 笑えるだけではなく、感動もできる定番作品。もう一本はメガネの主人公が繰り広げる爆笑コメディ『オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー』。マーク・マイヤーズのユニークなめがねスタイルはいつ見ても楽しませてくれます。トム・クルーズやスピルバーグ監督などカメオ出演の豪華さも他の作品には無いユニークさです。前述にある、ウディ・アレン出演の『アニー・ホール』もユニークダンディなあなたにオススメな作品。個性的な魅力を最大限に引き出している作品に夢中になるのではないでしょうか。

エレガンスなあなたにオススメなのは、
『プラダを着た悪魔』『四月の雪』


ハリウッドきっての演技派女優メリル・ストリープがファッション誌編集長を演じている『プラダを着た悪魔』は、ゴージャスでエレガンスな印象を受ける作品。見る物全てに上品さが漂い、作中のメリル・ストリープから、エレガンスとはなにかを学べる場面も多いのではないでしょうか。彼女の品格を表すようなメガネにも注目です。
そして、ぺ・ヨンジュン主演の韓国映画『四月の雪』。"ヨン様"のエレガントな立ち居振る舞いは、参考になるのでは?見た目の雰囲気だけではなく、さまざまなチャリティに協力するなどの精神面でのエレガンスさも見習いたいところです。



いかがでしたか?
映画の中の魅力的な登場人物のアイウエアの着こなしをご自身のファッションにどんな風に取り入れたらいいか、あれこれ考えるのも楽しそうですね。
みなさんも上手にメガネを使って、自分のキャラクターを演出してみてくださいね。


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