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目とメガネに関する豆知識


みなさんは、新しいメガネを購入するとき、一番に何を気にしますか?
「軽さ」「機能」「お店の雰囲気」...いろんなポイントがあると思いますが、まず目に入るのはやはり「デザイン」。

毎日のように身につけるものだからこそ、メガネのデザインは心底納得のいくものを選びたいもの。「シック」「エレガント」「スポーティー」など、メガネのファッション性を表す形容詞も数多くありますが、最近は「ダンディ」というキーワードが気になる方も多いのではないでしょうか。
ダンディ(dandy)とは「男性の服装や態度が洗練されている・こと(さま)」(三省堂提供「大辞林 第二版」より)。洗練された着こなしや人への応対ができ、機知に富んだ話術を持つ、魅力的な人物のことを指します。
一般的には、よく男性に向けて使用されますが、「ダンディ」という言葉は男性だけのものではありません。最近では、女性に対しても「ダンディ」という言葉が使用されます。日本で言う"粋"や"伊達"に近い意味で使用されることもありますよね。

普段から使うものだからこそ、自分だけの"美学"でこだわりを持つ。
そんな"ダンディ"なスタイルこそ、次なるメガネブームの主幹になるのではないでしょうか。
今回はこのコラムから発信!次なるメガネブームの礎として、
"メガネ・ダンディズム"を皆さんにご提案していきたいと思います。


●"ダンディの創始者"に学ぶ「ダンディ」とは?

「ダンディ」という言葉は、18世紀末にフランス革命直後のロンドンで流行語となりました。今日、一般によく使われている「ダンディ」という言葉の意味は、このロンドンでの流行を起こしたある人物の存在に由来します。
"ダンディの創始者"とも呼ばれる、ジョージ・ブランメルです。

ブランメルは、ダンディズムで知られた詩人・バイロンに、「この時代で偉大な人物といえば、ナポレオン、ブランメル、そして私だが、最も偉大なのはブランメルだ」と言わせたほどの人物で、その着こなしと機知に富んだ話術で19世紀初めにロンドン社交界に君臨しました。彼は手袋一つ作らせるにも、親指担当や手のひら担当など、複数の職人に分けて作らせたほどの洒落者でした。

しかし、華美なものを好んだ当時の貴族たちとは違い、ブランメルは「ファッションで重要なのは、表面的な華麗さではなく、良い仕立てと着こなしの良さである」と主張し、彼自身がそれを体現することで紳士服のあり方に変革を起こしました。
人々はブランメルのファッションに魅了され、そんなブランメルの生き方そのものを「ダンディ」であると評したのです。


●"ファッションアイテム"としてのメガネの可能性

安価で多彩なデザインのメガネが手に入るようになったことで、メガネはファッションアイテムとしての地位を確立しつつあります。単なる屈折補正の道具としてだけでなく、日常生活ではもちろんのこと、ちょっとしたお出かけ時にもオールマイティに活躍する、ファッションにおける"一個性"へと変化を遂げました。

「目が悪いからしかたなく掛けている弱点の象徴(だからコンタクトで隠したい)、必要だから仕方なくといった、どちらかと言えば後ろ向きな意識がなくなり、その人の個性を表現し引き立たせるものとして、これから本当のメガネ文化の成熟がはじまるのではないかと思っています」と話すのは、『メガネ男子』発行に携わった株式会社アスペクト・関さん。

※メガネ男子
http://www.aspect.co.jp/np/contents.do?goods_id=656

若い女性の視点からメガネの魅力を追求した『メガネ男子』。本書で取り上げられているのは、やはり20~30代の男性。
しかし、「メガネをファッションととらえているのは若い人達の間でだけ...」と思いきや、最近ではおじさま達のファッションアイテムとしても注目を浴びています。

ミドルエイジ向けに発行され、一大ブームを築いたファッション雑誌「LEON」でも、"モテ・ファッションアイテム"として、メガネ特集が組まれているほど。

「(40~50代の方は)若者が持っていたようなメガネへのコンプレックスはないのですが、まだまだレンズ玉が大きく視野の広い機能性重視な方が多いので、おしゃれに目覚めれば、これからのブレイクが見込まれます。メガネ男子愛好家の方たちには、枯れた味わいで、スマートかつ包容力のあるタイプが受けそうですね」と関さん。
これからは大人の魅力をにじませた"メガネ男子"が、メガネ男子愛好家たちの視線を独占する可能性もあるのです。


●"メガネ・ダンディズム"の主役は?

服や時計を着替えるように"ファッションとしてのメガネ"という持論を持ち、自らの魅力を自然体で表現するべく、自分だけの"美学"でストイックに自分を飾る。
メガネにこうした"ダンディズム"を持ち、これからのメガネブームを牽引する主役となるのは、むしろ40~50代という"ダンディ"に一番身近な世代なのではないでしょうか。

メガネは他のどのアイテムよりも"顔"の部分を一番劇的に変化させるアイテムとして、ファッションに取り入れることができます。ネクタイや時計とは違い、メガネをかけるだけで、その人のイメージを直接左右するほどの印象を与えることができるのです。
「メガネは見えればいい」「おしゃれなメガネなんていらない」と思っている方こそ、メガネで変わる新しい自分を体験してみてはいかがでしょうか?

"ダンディズム"とは、自分自身の価値観に基づいた美学のあくなき追求。
流行のファッションに身を包むのではなく、自身の美学に基づいて自分を磨くことこそ、"ダンディ"であると言えます。
年齢を重ねた世代だからこそ体現できる"メガネ・ダンディズム"。
あなたの"ダンディ"、メガネで表現してみませんか?