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目とメガネに関する豆知識

皆さんは「ネトラバスティ」をご存知ですか? テレビや雑誌でもよく取り上げられているので、聞いたことのある方も多いかもしれませんね。
目の温泉とも言われるネトラバスティは、眼球をバターオイルに浸すという画期的なトリートメント。
今回はこの話題のネトラバスティを、快適視生活応援団事務局メンバーが実際に体験してまいりました!



■1.ネトラバスティって何?


ネトラバスティとは、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダの一種。
アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(Ayus)とヴェーダ(Veda)が組み合わさって出来た、「生命科学」を意味する言葉です。インドで5千年前から語り継がれている伝統医学で、"人間が心身ともに健康で幸せに生きていくこと"を教えています。中国の漢方のように、世界保健機構(WHO)が正式に奨励している東洋医学のひとつです。
ネトラバスティは、アーユルヴェーダの中でも特に眼を対象とした手法で、眼精疲労、アトピーやアレルギーの改善、近視進行予防などを目的としています。



■2. いよいよネトラバスティの体験です!


▼マッサージ


施術前に簡単なカウンセリングを受けたあと、ベッドに横たわり、目の周りや耳たぶのマッサージを行います。ツボを刺激することで、体全体の緊張をほぐすそうです。この時点でかなり気持ちよく、心身ともにリラックスすることができます。

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▼目の周りに土手をつくる


強力粉を水で練ったものをドーナツ状に目の周りに置き、土手を作ります。この中にオイルを注ぐので、漏れないようにすき間をなくして肌に密着させます。

両目の土手が完成するとこのような状態になります。
なんだかウルトラマンの母のよう!?

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▼オイル注入


いよいよ土手の中にオイルを入れていきます!オイルは38℃~42℃に温められているので、目元がポカポカしてきます。
このオイルは「ギー」と呼ばれるもので、バターから不純物、たんぱく質を除去した純粋なオイルです。元々薬効のあるもので、インドではキズ薬としても使われているそうですよ。
こちらのサロンでは、あらかじめ基本のギーの中に、眼精疲労に作用するヒアルロン酸とビタミンBを加えているそうですが、さらに、その時の目のお悩みにあわせてオプションで追加のメニューも選べるようになっております。今回は、目のまわりのたるみが気になる方向けの、プラセンタを追加して頂きました。

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▼オイルを目の中にいきわたらせる


ギーを注ぎ込んだら、目をゆっくりと開けるように指示されます。
目にオイルが染みたりしないだろうか・・・と、おそるおそる目を開けてみると・・・。
なんとまったく染みることなく、痛みも一切ありません!
視界がもわ~っと黄色く見えて、なんだかとても不思議な気分です。
ギーに目が慣れたら、まばたきをしたり、眼球を上下左右に動かすなどして、オイルを目のすみずみまでいきわたらせます。次第にギーの温度が下がってきたら、コットンで拭き取り、また温かいギーを注ぎます。この作業を2回繰り返します。あまりの気持ちよさに、3回目には眠ってしまう方も多いそうです。


▼最後に頭部のマッサージ


ギーを拭き取り、土手を取り除いたあとに頭部のマッサージで仕上げます。施術者の方のやさしい手つきが心地よく、つい眠ってしまいそうでした~。

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■3. ネトラバスティ、その効果は如何に!?


施術直後は、まだ目に油膜が張っている状態で目の前がぼんやりしていましたが、時間が経つと徐々に消え、目元がすっきりした感じがしました。

「施術前」と「施術後」の目元を見比べてみると・・・

気になっていた目の下のクマが薄くなり、ふっくらと健康的な目になりました!
白目の充血も若干改善したように見えませんか?


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ネトラバスティの主な効用は眼精疲労の改善等があげられますが、このように、目元のくすみやクマを和らげたり、目の周りのはりを取り戻したりといったアンチエイジング効果もあるのです。
リラックス効果も抜群なので、心身ともにリフレッシュしたい方にもおすすめ!



皆さんも、ネトラバスティで目の疲れや汚れを一掃して、すっきりした目元を体感してみませんか?



[取材協力]
三井メディカルクリニック
住所 : 東京都港区虎ノ門2-4-1 虎ノ門ピアザビル7階
TEL : 03-5157-2321
http://www.ortho-k.co.jp
料金 : ネトラバスティ&アイホワイトニング 5,000円(税抜)
受付時間 : 10時~16時(完全予約制)

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