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目とメガネに関する豆知識

二重焦点レンズは、遠くを見る部分と、近くを見るための小玉からなっています。図のような視線の使い方で、遠く・近くを見ることができます。



二重焦点レンズは境目で急激に見え方が変わり遠近感をくるわせるため、階段、段差のある場所、車の運転、スポーツなどには、慣れてからご使用ください。


階段の昇り降り・段差のある場所では、レンズの近用部(小玉)で見るとピントが合いにくく距離感がつかめず危険です。レンズの遠用部(上部)で確認のうえ、昇り降りしてください。

サッカーや野球など接触プレーのある激しいスポーツや、強い衝撃があると、レンズが破損し、破片で目や顔に重傷を負うことがあります。プラスチックレンズも強い衝撃があるとレンズが破損します。

失明にいたる場合もありますので、破損の可能性のある場合は、保護具(ゴーグルなど)と併用してください。

濃いカラーレンズは、トンネル内や屋内の暗い場所、夕暮れ時、夜間の運転には不適当です。場合によっては光量不足で視力が低下し、大変危険です。


夜間・夕暮れ時の運転の禁止。 濃度おおよそ25%以上(視感透過率75%以下)では、光量不足で視力が低下することがありますので、使用しないでください。
なお、お手もと専用レンズは、運転には絶対に使用しないでください。


昼間の運転の注意。 濃度おおよそ92%以上(視感透過率8%以下)のレンズは、昼間でも光量不足で視力が低下することがありますので、充分ご注意ください。

お客様のレンズ濃度、視感透過率は、取扱説明書の「お客様のレンズデータ」でご確認ください。


車の運転や操縦には、遠くから近くまでの視野が必要です。レンズに慣れてからにしてください。見え方や使い方に慣れないうちは、距離感などがつかめず危険です。