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目とメガネに関する豆知識

みなさんが日頃不思議に思っている目に関する謎って何ですか?

ちょっとした息抜きなどで、みなさんに楽しんでいただけるように、今回は「目とメガネに関する雑学」をご紹介します。


■1.目を科学する雑学


◎うれしいときや悲しいときに涙が出るのはなぜ?

本来の涙は、目の表面を乾燥から守ったり、目に栄養分を送ったり、また、ゴミやバイ菌から目を守ったりする働きをしています。 これを「基礎分泌」と呼んでいます。

この基礎分泌による涙と、うれしいときや悲しいときなどの感情による涙は成分が違っていて、感情の涙には、「副腎皮質刺激ホルモン」というホルモンが含まれています。これはストレス反応により分泌されるもの。

悲しくて泣いた後は、気分良くすっきりすることがあると思いますが、このストレス物質が涙と一緒に流れ出るためだったんです。



うれし涙もこの原理と同じで、感情のたかぶりによって体内に生じたストレス物質を排出するために、涙が流れるというわけです。
ちなみに、悔しいときや怒ったときは、心拍数が上昇し、血管が収縮して頭に血がのぼっていきます。これは、心身を緊張させる神経「交感神経」が刺激されている状態です。涙腺に流れ込む血液の増加にともない、涙の生成量が増加しますが、血管が収縮したままなので、ふりしぼられるようにジワジワと少ない量の涙が出ます。この涙は、ナトリウムを多く含んでいるために、しょっぱい味がします。
また、この強い緊張は緩むと一転、「副交感神経」に切り替わります。うれしいときや感動したときなど、リラックスした安静状態だと血管は拡張します。そのため頭に集まった血液が涙腺に流れ込み、とめどなく涙が流れてくるのです。この涙は、量が多いために濃度が薄く、水っぽい味になります。


◎人にまゆ毛やまつ毛があるのは、なぜ?

まゆ毛やまつ毛は、メイクする時にもポイントの部分ですし、一見顔のパーツの飾りのようですが、実は、目を守るために大切な役割を果たしてくれています。

まつ毛は、毛根の周囲に知覚神経が集まっていて、ほこりが触れると敏感に感じとり、自然にまぶたを閉じて目を守ります。

また、まゆ毛は、毛の流れで額の汗や水が目に入らないように目の横に流しているだけでなく、まゆ毛の生えている部分にたくさんある皮脂肪線が脂を出すことによって、水や汗をよくはじいて目に入らないしくみになっています。


◎目はなぜいろいろな方向に動くの?

じっと物を見ているときでも、目は絶えず動いているのをご存知ですか?
「固視微動」といって、1秒間に1~2回わずかに揺れているんだそうです。
これを人工的に無理矢理止めようとすると、視力が悪くなり、ついには見えなくなってしまうという報告もあります。

では、どのように動いているのかといいますと、目には6本の筋肉がついていて、このうち「直筋」と呼ばれる4本の筋肉が、上下左右に動きます。あとの2本が斜め方向に動く「斜筋」です。
この6本の筋肉が働くことによって、目はいろいろな方向に動いています。


◎目をつぶるとなぜまっすぐ歩けないのか?

すいか割りの時のように、歩き出す前にグルグル回転しなくても、目隠しをして歩くとどんどん曲がっていってしまう・・・

そんな経験をお持ちではないでしょうか?
これは、人間の身体が左右対称でないために起こる現象です。
歩くときにも、知らないうちに左右どちらかの働きが強くなっています。
目を開けていれば、無意識に方向を修正することができますが、目を閉じると、身体の構造と筋肉の動きだけで方向が決まり、このズレを修正することができません。 このため、まっすぐ歩けないというわけです。


■2.動物の目の不思議


◎ウサギの目はなぜ赤い?

人間の目には色素があり、そのため黒や茶色、青など、さまざまな色をしています。
この色素がない状態だと、透明になり目の奥の細い血管が透けて見えることになります。これが、ウサギの目が赤く見える理由です。

でもどのウサギでも目が赤いわけではなく、目が赤いのはカイウサギのうち、体が白い種類のウサギです。
これらのカイウサギは、体に色素を持っていないために、体が白く、さらに瞳のまわり(虹彩)にも色がありません。



◎猫の目は夜なぜ光る?

猫は、光を集める水晶体の能力や、カメラのフィルム面にあたる網膜の感度がよいため、人間が見える光の6分の1の量でも十分見えることが証明されているそうです。
さらに、網膜の下にある「輝板」という組織層が、入ってきた光を反射させる役目を果たしています。猫の目が光るのは、この「輝板」が光を反射するためです。特に夜は、瞳孔も開いている状態なので、この反射が強い光となって見えることになります。

網膜は人にもありますが、この「輝板」という層は人間にはありません。

ストロボを働かせるとその光が「輝板」に反射してしまうため、猫にはカメラの赤目防止の設定も通用しないというわけですね。


■3.目とメガネの言葉の雑学


◎「lens(レンズ)」って何語?語源は?

「lens」は「レンズ豆」という豆のことを言います。もともとはラテン語です。
拡大鏡が発明された13世紀頃、凸レンズの形がこのレンズ豆に似ていることから「lens」と呼ばれるようになったそうです。

この「レンズ豆」、インド料理やイタリア料理、フランス料理ではスープ等によく使われています。日本ではあまり日頃の食卓では馴染みがないですが、カレーや煮込み料理などで使ったりしますね。


◎「ものもらい」という言葉の由来は?

「ものもらい」は、まぶたの分泌腺に細菌が入って化膿し、まぶたが腫れる、押すと痛む、かゆくなるなどの症状が出ます。

「ものもらい」の語源については、いくつか説があるようです。

「この病気にかかったとき、よその家の食べ物をもらって食べると治る」という言い伝えに由来しているという説が一般的なようです。
ちなみに、地方によって呼び方が異なり、「めばちこ」「めいぼ」「めっぱ」「おひめさん」などといった呼び方もあるそうです。
みなさんがお住まいの地域では、どんな呼び方をされていますか?



いかがでしたか?
みなさんが日頃疑問に思っている、目の雑学や謎が少しよくわかるようになったでしょうか。


快適な視生活のためにも、体と目の健康に気を付けてお過ごしください。

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