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目とメガネに関する豆知識

突然ですがみなさん、「メガネ男子」という言葉をご存知ですか?

「メガネ男子」とは、インターネットの某コミュニティサイトから始まった「メガネをかけている素敵な男性」について語るブームのことを指しているようです。
このように今、メガネをかけている男性、女性のファッションがにわかに注目を浴びていることを、みなさんはご存知でしたか?

あまりの人気ぶりに「メガネ男子」(ハイブライト編・アスペクト刊)という本まで発行され、こちらもかなりの売れ行きを見せているようです。

そこで今回の豆知識コラムは

【 最近のメガネブームに迫る! 】

というテーマをとりあげてみようと思います。
さて、みなさんはメガネが素敵な男性というと、誰を思い浮かべますか??

■1.今、「メガネ男子」が熱い?

ところでみなさんは、「メガネをかける」ということについて、どんなイメージを持っていますか?

「勉強ばかりしているように見える」「暗そうな印象を与えてしまう」「オタクっぽくみえる」など、マイナスのイメージを与えてしまうという先入観を持っている方もいるのではないでしょうか?

ところが今、「メガネをかけている男性」のファッションは、

【メガネ男子=ナイーブ、知的、個性的な男性】

として新しい魅力にスポットが当てられており、サブカルチャー的な一嗜好を越えて、いまや社会的ブームにすらなりつつあるというのです。

上記のようなイメージの変化に加え、メガネそのもののデザインや技術が進化していることも手伝って、「メガネ男子」を好む女性の人口も増えているようです。

もし、あなたがメガネを掛けている男性なら、今「メガネ男子」として女性から熱い注目を浴びているのかもしれませんよ。

■2.メガネ姿が魅力的な有名人

以前当ホームページでも皆さんにメガネの似合う有名人についてアンケートをさせていただいたことがありましたね。

≫「あなたが選ぶメガネベストドレッサー賞は誰ですか?」
(メガネの日アンケート2004年度より)

そういえば最近は、メガネ姿がとても魅力的に見える芸能人が多いような気がしませんか?

お笑いの世界では、所ジョージさんのメガネやサングラス使いはとてもおしゃれで素敵ですよね。
若手のお笑い芸人さんでは、おぎやはぎさんやカンニングの竹山さん。
ベテラン組では、タモリさん、笑福亭鶴瓶さんのメガネやサングラスなどはもうあれナシでは「タモリさん、鶴瓶さんに見えない」というくらい、私たちにとって見慣れた姿ですよね。

他に俳優さんでも、オダギリジョーさんや玉山鉄ニさんなどは、ちょっとメガネをかけただけでとっても知的でクールに見えますし、昨年大ブームを巻き起こした「電車男」でも、やっぱり主人公のあのメガネが、キャラクターを語るのに重要な役割を果たしていました。

女性では、大人気のブログを書いていることでも有名なタレントの真鍋かをりさん。かわいらしさと知性を併せ持つ彼女の魅力がメガネでさりげなく表現されています。
他にもメガネがトレードマークともいえる、つんくプロデュースの時東あみさんやトミーフェブラリーの川瀬智子さんなどがいますね。

そして、当セイコーのイメージキャラクターでもある高木美保さん。
彼女のメガネ姿は、今はテレビでもかなり定着しましたね。彼女の知的でユーモアあふれるキャラクターが、とても印象的に伝わるメガネの着こなしをなさっています。

一方海外では、「冬のソナタ」でも一斉を風靡した「ヨン様」がとても印象的ですね。前述のアンケートでもニ位に輝いていました。

また、「ハリー・ポッター」のラドクリフ少年のメガネや、「レオン」のジャン・レノのサングラス。これらはすでに、彼らが演じるキャラクターの一部としてなくてはならないものとなっていますね。

■3.なぜ今、メガネブームなのか?

このように、「メガネ男子」が世間の注目を集めたり、メガネを魅力的に着こなす有名人が増えてきていたりするわけですが、かつては男女ともにモテないファッション・外見の代名詞でもあった「メガネ」が、なぜ今、ブームになっているのでしょうか。

その理由としてはやはり、ここ数年の60年代、70年代ファッションブームの再来によって、当時のファッションの一部であったロイドメガネやボストンフレームのメガネが、ファッション雑誌や芸能人などによってオシャレに取り扱われるようになったことが挙げられます。それに伴なうメガネ人口増加の波に乗って「メガネ男子」という新しいモテ系のカテゴリーまでが生まれる、という事態に至ったのかもしれません。

近年では「価格は5000円台、最速20分でメガネが買える」をうたい文句にするようなメガネ店が登場したりと、かつては高級品、実用品であったメガネが、安く気軽に買える若い人向けの「ファッションアイテム」の一つとなりつつあります。つまり現在、メガネというアイテムは「視力が悪いから実用でかけていたもの」から「オシャレを楽しむファッションアイテム」へと、大きな変貌を遂げているのです。

今まで「メガネをかけている=マイナスイメージ」ととらえがちだった方もこれからは「メガネを上手にかけこなしている人=オシャレな人」というプラスイメージに180度転換するのではないでしょうか。

視力が悪くて本当にメガネが必要な人も、視力はいいけどメガネでオシャレを楽しみたいという人にも、これからはメガネを「ファッション」の一部として生活の中に上手にとりいれ、楽しんでいきたいものですね。