こんにちは。ブログ(Taka's Café)も拝見しているので、なんだかドキドキします。よろしくお願いします。
まずは山崎さんについてお聞きしたいのですが、なぜ「オプト・コーディネイター」になったのですか?
また、セイコーオプティカルプロダクツとの関係についても教えてください。
紫外線の無い室内では普通のレンズですが、外出先やテラス、光の差し込む窓辺などでは、紫外線量に応じて自動的に発色し濃度が変化する“セイコー ソレール”。
調光レンズの定番色グレイ・ブラウンと、濃くなり過ぎない色味でファッション性の高いライトブルー、ライトロゼ、ライトグレイの計5色から好みに合わせて選べるそう。
今回は、商品のプロモーションにかかわっている「オプト・コーディネイター」山崎貴子さんにお話をお伺いしました。
インタビュアー
山崎
20数年前、化粧品ソフト開発やメイクなど「ビューティー」の仕事をしていたのですが、事務所に所属していた時代、セイコー(現セイコーオプティカルプロダクツ)から依頼があって、眼鏡店様でカラーレンズをお客様にアドバイスして欲しいと言われたのがきっかけです。実際に行ってみるとレンズの色だけでは決められず、フレームのこともとても気になってしまい、「メガネは奥深い…」と思い、そこからビューティーやデザインとメガネの関係についての探求が始まりました。肩書は後から出てきたもので、ひとりひとりにメガネをコーディネイトすることと、セイコーというメーカーと眼鏡店、お客様をつなぐという両方の意味で「オプト・コーディネイター」と名乗るようになりました。
当初からセイコー専属で活動しています。ベーシックな活動は、全国のセイコー製品取り扱い店の店頭や催事でお客様にレンズやフレームを選んで差し上げる「個別アドバイス」が中心です。それにプラスして眼鏡店様向けの研修会などがあります。
インタビュアー
どのような経緯で“ソレール”の提案にかかわることになったのですか?
また、最初にソレールについて知った際、どのような印象を持ちましたか?
山崎
ミーティングの際に新しい調光レンズとしてソレールを紹介されました。
調光レンズの定番色であるグレイ・ブラウンに、女性をターゲットにしたライト系の3色を加え、5つのカラーで展開するとのこと。この新調光レンズ、特にライト系3色を、ファッションを切り口にどのようにしたらターゲットの女性に魅力的に掛けてもらえるか分析してみてくれないか?という依頼でした。
「困った」というのが第一印象です。調光レンズは昔からありますが、正直なところ「ファッション外」としか感じていませんでした。サングラス的なイメージしかなく…。たまたまこの依頼の直前に初めて自分用の調光をつくった経験をしたところではありました。いわゆる従来からのグレイですけれど。
インタビュアー
調光レンズをファッションとして考えること自体が新しい試みだったんですね。調光というのはコーディネイト的に難しかったのでしょうか?
山崎
難しいというか…それまでずっと、紫外線によって色が変わる調光レンズは、ファッションとは無縁、機能的で便利なレンズとしか考えていなかったのです。自分用につくったというのもそういう理由でした。
インタビュアー
確かに、これまで調光レンズと聞いても便利ではあるけれど、オシャレというイメージはあまりなかったように思います。
“ソレール”の中でも彩りが美しいライトブルー、ライトロゼ、ライトグレイの3色を“美調光”とネーミングされたそうですが、その由来について教えていただけますでしょうか。
山崎
ドライブ中にふと「調光、調光、美しい光の調べ…美調光!」と浮かびました。
鮮やかな発色と、退色していく移り変わりがキレイでその色の移り変わりを楽しむレンズなのだと気づいたことからです。