快適視生活応援団事務局ブログ事務局のつぶやき > 刀剣博物館に行ってきました。

事務局blog
皆さんこんにちは。事務局の富山です。

新型コロナの影響で様々な弊害が出ておりますが
皆様体調も含めてお変わりありませんでしょうか?

私も手洗いうがいをこまめに行うようにして、睡眠をしっかりと取って
体調を崩さないよう、免疫力を落とさないように日々過ごしていきたいと思います。

また、暗い話題も多いのでブログでは少しでも皆様にホッとして一息ついて頂けるような
話題をお届けしようと思っております。

では今月もよろしくお願い致します。

先日、刀剣博物館へと出かけてきました。
(※残念ながら現在は新型コロナの影響もあり閉館中です)



刀剣について皆様ご興味ありますか?
最近では、刀剣をイケメンに擬人化したコンテンツの大ヒットもあり
「刀剣女子」なる女性ファンの方も多くなっているようです。

刀剣博物館は現在は両国に移転していますが、その前の代々木に有った時にも
何度か足を運んでおりました。

今回の展示は「日本刀の見方 パートⅢ 刃文」です。

日本刀は「姿」「地金」「刃文」と大きな見どころなのですが
私は刃文を見るのが一番好きで、今回の展示を心待ちにしておりましたので
始まって直ぐに足を運ぶことにしました。(今思えばそれが良かったです)

刃文とは刀の刃の模様です。詳しい内容は後程写真付きでご説明しますね。

新しくなった刀剣博物館は、展示スペースこそそこまで広くはないですが
照明、展示の高さ、ガラスの映り込みまで拘っているであろうことが分かる
素晴らしい展示をされています。

しかも、今回は一部展示品以外撮影OK。もう興奮を抑えられません。

チケットを購入し、展示会場へ


おおおお!すばらしい!!!






会場内には32口の日本刀が刃文の種類ごとに展示されています。

刃文の種類は「直刃」「のたれ」「小乱れ」「互の目」「尖り刃」「丁子」と
大きく6種類に分かれております。(私も今回勉強しました。)

刀身をキャンバスにして焼刃土を置き、焼き入れをすることによって
様々な模様が浮かび上がってきます。





それぞれに時代や、刀匠の系統、特徴が良く出ており美意識や独創性も
大いに反映されている箇所です。

平安時代から鎌倉時代、江戸時代など様々な時代の刀が展示されていますが
どれもそんな年月を経ているようには思えない、背筋がピンと伸びるほどの姿、
時を超えた美しさを見せてくれます。







この展示刀の中でも、もしかしたら有名な武将が持ったことが有る
刀を展示しているかもしれませんね!

展示には刀身の鍛え方や、押形の作り方などの説明をしている箇所もあり
私のようにそこまで深い知識が無くても、色々と知識を得ることが出来ます。





ふむふむ、勉強になりますね~。

順番に展示を見てましたが、今回の展示刀の中で
一番私が見たかったのはこちら!(写真撮影OKでした!!)



号からかしわ



個人所蔵との事ですが、今回の展示に合わせて特別にお借りし
展示させて頂いているそうです。

この刃文の美しさは筆舌に尽くしがたい美しさです。

どのように焼き上がりを創造して作成できるのか?
南北朝時代に、現代でも素晴らしいと心をひきつけられる刃文を造った
刀匠のセンスと職人技をたっぷり堪能できました。

私の中で東京の良さは、このような様々な文化や展示に触れられる機会が多い
環境が整ってることだと思っております。

また様々な施設が再開した暁には、色々な興味ある展示会等にも足を運びたいと思っております。

早く終息の方向に向かうように、今は少し自粛をして感染拡大を防ぐように
皆さん一緒に頑張りましょう。