快適視生活応援団事務局ブログ事務局のつぶやき > おすすめの小説 ご紹介します。

事務局blog
皆様こんにちは。事務局の富山です。

私たちも今月よりテレワークが大半となり、このブログも自宅で書いております。
在宅勤務が出来ない業種の方々も多くいらっしゃると思いますが
皆様体調には十分お気を付けてお過ごしください。
早期の終息に向けて一人一人が出来ることは人との接触を減らす事ですね!
不要不急の外出はしないように私も心掛けております。

そんな自粛ムードの中、時間もあるとやっぱりスマホを触る時間が増えますが
スマホは思っている以上に目の近くで見ているので、目もピント調節をしていて
負担も大きく、夜は目が疲れている方も多いと思います。

スマホから出ているブルーライトは目の奥まで届く強い光で、疲れ目の原因の一つ
といわれていますし、若い方向けでもスマホを楽に見るのをサポートするレンズが
有ったりするので、手元がボヤケて見え辛い方は尚更疲れますよね。

こんな時だからこそ、スマホばかりじゃなく読書を楽しんでみてはいかがでしょうか?
私の大好きなおすすめ小説が有りますので、今回皆様にご紹介したいと思います。

その小説は小路幸也先生「東京バンドワゴン」シリーズです。


この小説をご存知の方もいらっしゃると思いますが、題名だけ見ると何の話し?
バンドって音楽系の話し?とかって思ってしまいますよね。
東京バンドワゴンとは東京の下町にあるお店、それも老舗古本屋さんの屋号です。
大まかな内容はこの古本屋さんの家族「堀田家」と、その家族を取り巻く
多種多様で個性ある登場人物の方々が日常に起こる様々な問題を解決していく、
ちょっと前の人情味溢れる良き時代の匂いがして、心が温まりほろっと涙する
ホームドラマのような物語です。表紙を飾るイラストも素敵ですね。

その堀田家ですが、年長の頑固おやじを絵にかいたような店主「堀田勘一」
を筆頭に孫、ひ孫まで登場する大家族で構成されています。
朝ご飯を食べるシーンが毎回登場するのですが、その会話だけで
誰が喋っているのか分かるくらい、皆超個性的なキャラクターです。
(家訓で「食事は家族そろって賑やかに行うべし」とあり、皆守っています)


話の設定は、ほぼ現代に沿った形で進行しています。
進行している、と書いたのは毎年4月に新刊が発刊されるからです!
ファンの間では桜と東京バンドワゴンが春の便り、と言われ楽しみにしていて
毎年毎年、登場人物もちゃんと歳を取っていくんです。
(4年に一度番外編が出るので、歳を取らない事もあります)

その春の便りが今月も届きました。

東京バンドワゴン第15弾 最新刊 「イエローサブマリン」

おススメした理由の一つは、お気づきでしょうが今年で15冊目です。
15冊もあればかなり長い期間楽しめますよね♪

小学生だった子が、最新刊では高校卒業で、読んでいる私は「大きくなったなぁ」
と目を細くする完全に親戚のおじさん状態(笑)

「袖振り合うも他生の縁」と言われますが、正に東京バンドワゴンシリーズでは
縁と縁とが重なり合い、紡ぎあって話が進んでいきます。
困っている人がいたらほっとけない、おせっかいで正義感溢れる様々な登場人物が
お互いを支えあい、助け合いながら最後にはちゃんと落ち着くところに落ち着いて
読んでる私たちもほっこりする。
悪人があまり登場しない物語なので、今の時期私も含めてちょっと心が弱っている
時にこの物語を読んでいただくと、心の奥底に灯りがともるような温かい気持ちに
なって頂けるのではないか、と思い紹介させて頂きました。

小路幸也先生は東京バンドワゴンシリーズの印税の中から被災地へ義援金
をお送りする活動を続けられていて、私も大好きな本を購入することによって、
少しでも貢献できていると思うとそれもまた嬉しくなります。

読書をすることで今まで見た事ない場所や、したことのない体験を想像して
楽しめますよね!

旅行に行ったり、遊園地で遊んだり、スポーツ観戦をしたり・・・
今はまだ、いつ頃になれば以前のように普通に楽しく外出できるのか
見通しは立っておりませんが、こんな時だからこそ小説を手にして、
見たことない場所や様々な体験を想像して楽しんでみては如何でしょうか?

運命の一冊と出会える機会が有るかもしれませんよ。



明日からの未来の為に「STAY HOME」で乗り越えましょう!