快適視生活応援団事務局ブログ事務局のつぶやき > 光と影の生きるよろこび展2020 行ってきました。

事務局blog

皆様こんにちは。事務局の富山です。

 

朝晩の気温が随分過ごしやすくなり、虫の音も心地よくなってきましたね。
まだまだ台風は発生する時期なので油断は禁物ですが
各地で大きな被害をもたらさないように祈っております。

 

さて、今回のブログは銀座教文館で開催されています「藤城清治先生」の影絵展
光と影の生きるよろこび展 2020”に行ってきましたのでご紹介させて頂きます。
本当、久々の寄り道お出掛けです。

 

毎年開催されている教文館での影絵展ですが、このような状況の中で今年の開催は
どうなるのか?と思っておりました所、期間は短くなりましたが今年も開催して頂ける
との情報を入手し、この日を心待ちにしておりました。

 

「密」を避けるために平日の仕事終わりに銀座まで地下鉄で移動。
銀座駅は改装工事中で出口が良く分からず、地上に出ると出たかった出口と
全く違う方向に出てしまいました(笑)。銀座なんて滅多に来ないのでこんなもんです。
(調べてみるとメトロ出口A9が近いようです)
ですが、銀座には「和光」の時計台が有るので位置関係は直ぐに把握でき
早速教文館へ。



入り口を入りエントランスホールのショーウインドウでは、
今年もケロヨンと小人と猫ちゃんがお出迎えしてくれます。

このディスプレイを見れるのもこの時期だけなので目に焼き付けます。


最上階の展示会場ウェンライトホールまで上がると、消毒マットを通って
検温と手指の消毒を説明頂き感染防止対策も万全にして頂いていましたので
安心して鑑賞することができます。

私の予想通り、この日平日の夕方は3~4人の方がいらっしゃる位でゆっくり
満喫することができました。

 

入った右側通路には藤城先生の近況が分かる写真とイラスト、
真正面には新作の影絵が展示されており、最初からじっくりと見入ってしまいます。


ここからは、会場の雰囲気を少しお届けします。

こちらの影絵、男鹿半島にあるゴジラ岩の作品ですが夕日と雲のシルエットが
炎を吐いているように表現されており、やはり凡人では見えない世界を
藤城先生は見てらっしゃるのだろうなぁ、と改めて感動。

 

 

今回の展示は作品数をいつもより少なくしていますが、広いフロアをアクリルパネルで
仕切っていて、そこにも先生のイラストが!!

これはすごい!大きなアクリルパネルに直筆です。
ライティングでアクリル全体の色が変わるのも観ていてワクワクします。
クジラもマスクをしてますね。

こちらはテーブルに置かれている飛沫防止対策のアクリルパーテーション。

このイラストパーテーション可愛すぎます!!持って帰りたい。。
(イラストの猫ちゃんは多分藤城先生の愛猫 ラビ―)

 

よく店頭で見かけていた無機質なアクリル板も藤城先生の手にかかれば、
生命を与えられたこんなに素敵な作品になっています。
是非、透明シールか何かでアクリル板に貼れる作品として売り出してほしい・・・

 

今回の展示では、どれも素敵だったのですが私の大好きな作品も数多く
展示されていましたので、一部だけご紹介。

 

コスモスは詩う

 

清明 都桜


コスモスや桜の花びら一つ一つをフィルムで表現されていて、
その細かさ、美しさといったら筆舌に尽くしがたい。
素晴らしいですね~。いつまでも観ていられます。

 

影絵はもちろんですが、イラストや映像、プロジェクションマッピングを
使用した作品もあり、それぞれの展示エリアでそれぞれ楽しむことができます。

 

藤城先生も今年96歳。まだまだお元気で新作も多く発表されており、毎日1万歩の
ウォーキングも続けているとの事で、「汗の中から絵ができる」と書かれている
イラストも展示されていました。

3月ごろからの自粛生活で様々な制限を受け、イベントや展示会が数多く中止と成りました。

私たちも不要不急の外出を控えて日々過ごしておりましたが、
今回の展示会に足を運ぶことができ、自分自身が思っている以上にすり減っていた
心の栄養を補給することが出来たと実感しております。

 

改めて、こういった展示会やスポーツ、イベントが私たちの生活に
いかに彩を与えて頂いていたか、贅沢な物だったかを痛感しております。

開催頂きました藤城先生はじめ、関係者の方々に感謝申し上げます。

また、藤城先生のご厚意により写真撮影OKとなっていますので
家に帰ってから、また遠くで観に来られない方々へもこの素晴らしい
作品の写真を送って楽しんでいただける事ができます。

まだまだ安心して何処へでも行ける状況では有りませんが、
是非お近くにお住いの方がいらっしゃいましたら足を運ばれてみてください。

 

開催期間は10月14日迄と成っております。



毎回思いますが、このような素晴らしい作品を楽しめるのも
目の健康が有ってのものです。
是非、皆様も「目」を大切に日々お過ごしください。