快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > 遊びをせんとや生まれけむ展

Taka's cafe
「遊びをせんとや生まれけむ展」フライヤーの希林さん。ババの右手が切れてかわいそうと孫の玄兎(げんと)君が即興で描いたそう

2018年9月に旅立った樹木希林さんの
「遊びをせんとや生まれけむ展」特別編が
横浜そごうで開催中(1/1~1/26)

生前一冊の著書も遺していない希林さんの
日常の生活空間や無駄を嫌い物を活かしきる中で
紡ぎ出された言葉が道標のように溢れていた。
左下に小さく「樹木希林の冒険」とある。ー広告朝日(一部)




リクルートゼクシィCM。ーORICON
NEWS
入口は、このcafe vol.101でも紹介した
「そごう西武Advanced Mode」のモデルだった
希林さんのmaking movieから始まる。

ポスターはモードな希林さんとこんなコピー
「年齢を脱ぐ。冒険を着る。」

movieではそのコピーを希林さんが語る場面、
出だしがほんの少しつまったけどうまくつないだ。
最後に間をおいて小鼻を擦りながらひとこと…
「年齢を脱ぐ。冒険を着る。(うふふ)インチキした」

「玉三郎さんがね
美しい姿っていうのは本人苦しいものなのよ、っていうのよ。
今の私美しいかなぁ」
カメラの前で脚を組んで座る姿勢を保つのは辛かったと思う。
台詞もある。
インチキには玉三郎さんへの尊敬、
自身への鼓舞、面映ゆさを含む
希林さん流の言葉に聞こえる。

まだまだここは序章。
希林さんの愛用品や写真、画像に気配を感じながら
残してくれた言葉の道を噛み締めてめぐる。

裕也さんのお騒がせで封印されていた
ゼクシィのCMが流れていて
夢のように何度も見入っている。
封印解かれた今度こそ永遠となった夫婦を
深く心に刻む。