快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > ザ・オリエンタル バンコク

Taka's cafe
年前、

旅ごとにフォト集を自作するのがマイブーム。このバンコクが最初の一冊。初めてのネット編集で苦労したわりにタイトルが乱れて出来上がり(**)。それでも友人は喜んでくれました。ほっ...(^^;)。

サヨナライツカを読んで
旅友達とバンコクに飛んだ。

旅行の行き先を探していたのか
本に刺激されたのか
今となっては時系列の記憶があやしいが
とにかくザ・オリエンタル バンコク
(現・マンダリン オリエンタル バンコク)
に泊まりたかった。

トラベルアンドレジャーや
インスティテューショナル・インベスターなど
世界レベルのホテルランキングで
常に上位ランクを保ち続けているホテル。
小説の舞台となった
サマセット・モーム スウィートには
宿泊できそうもないけど
あれこれ調べていくうちに
これもまた世界最高レベルという
オリエンタル・スパがどんなものか
体験したくなった。

ゆったりたゆたうチャオプラヤ川の対岸に


舞台となったガーデンウィング全景。ホテルのオリジナルウィングとして名高い。

オリエンタルムード漂う佇まいで
木造建築のオリエンタル・スパはあり、
ホテルの船着き場から送迎ボートが往復する。
ボディのオリエンタルマッサージは、
“無”の境地に至らしめるという噂だったが
雑念いっぱいではなかなか至れない。
似て非なる眠りになら簡単に落ちていく。
喧噪から離れた癒しの空間には
男性客もみかけられた。

オリエンタル・スパで体験できたのが
極上の手技と至福の時間なら
ホテルからは真のもてなしが体験できた。

滞在中に友人が誕生日を迎え
その日の朝はカードと蓮の花と幸運のベル
夜はカードとスイーツが
部屋付きのバトラー(執事)によって
届けられた。
それだけでもハッピーサプライズなのに
それだけではなかった。

バトラーだけでなく


毎日フルーツに添えて同じ絵柄のカードが届くあたりもセンスのよさを感じます。旅のエッセンスとして最終ページに。カードは記念にお持ち帰り。

いたるところでホテルスタッフが
祝福の言葉をかけてくれる。
朝食のときもフロントでも。

パスポートで誕生日を知ることはできても
全スタッフがその情報を、振舞いを、笑顔を
共有できていることの驚きと感動。
もう一度泊まってみたいホテルと
言わしめる所以だろう。

ザ・オリエンタル バンコク
滞在すれば真の接客を心で感じる。


サヨナライツカの映画化のおかげで
バンコクの記憶が再び色づきはじめた。