横浜山手西洋館では
世界のクリスマス2011が開催されていて
今年も各西洋館ごとにテーマ国を彩る
室内装飾が公開されている。

たとえば「ブラフ18番館」は、フランス。
パリ郊外の築100年の家に住む家族のクリスマスは
家の主がパリのフローリストを呼んで演出する。
そのクラシックな室内と最新トレンドのアレンジが
コーディネイターの腕によって味わえる趣向。

この館のコーディネイターである
横浜山手花のアトリエ主宰・中村明美さんとは
旧知の仲、解説付きで案内してもらった。
今年は"雪の森"をイメージしたのだそう。
白一色の静謐と
色鮮やかなテーブル装飾のコントラストで
室内はパリのエスプリが香る。

美しい装飾の裏側で
閉館後の水やりや手入れを惜しまない
みえない仕事、みせない仕事を知ると
美しさはいっそう際立ってみえる。

自室をふり返れば無味乾燥・・・
このコントラストはちょっとイタいけど
美しい室内装飾を壁紙にして
クリスマス気分を味わっている。