快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > 宮城の青イチジク

Taka's cafe
X'masシーズンにちなんでイチジクの葉っぱ、
ではなく・・・青イチジクの話。

いちぢく? いちじく! 超忙しいときに限ってこういうの作りたくなるってなぜだろ...?



1日に1つずつ熟すから、
1ヶ月で熟すから、とかで
「一熟」という名の由来説があるイチジクは
デリケートで鮮度が命。
濃い紫色にぷっくり膨らんで先端が割れ
つやよくズッシリと重い生果がおいしい。
とくに生ハムとの相性なんてたまらない。

漢字では「無花果」と書くけど
花がないわけではなく
実の中に無数の小さな白い花をつける。
プチプチとしたあの食感の粒が花になると

あまりのおいしさに調子に乗りさらに2キロ追加。1キロに対して500gのブラウンシュガー、グラニュー糖&和三盆、粗糖の3種で、砂糖まみれ♪

いうからおもしろい。
旬は8月から11月、
昔から不老長寿の果実ともいわれる。
紀元前ではアダムとイヴの腰に纏われ
果樹の中で最古の歴史をもつなど
知れば知るほどユニークな果実だ。

さて、そんなイチジクだが
宮城の物産展で黄緑色に遭遇。
イチジク好きとしては興味津々。
それってイチジク?
聞けば"青いけどイチジク"(まんま!)の明答
宮城ではコンポート(甘露煮)にするらしい。
地方によってはかなり甘く煮て
お正月まで楽しむという。

完成♪ツヤツヤの飴色☆ビンが足りない!

ジャムやコンポートはポピュラーだけど
青イチジクなんて初めて♪
作り方を教えてもらって1キロ買ってみた。
砂糖で煮るだけというシンプルさ。
物産展人気のひとつはこの"産地直伝"だ。


皮ごとコトコト3時間・・・
時間がやさしい調味料。

産地の北限は宮城あたりとか。
来年もつくろう。
東北の豊かな安心の実りを切に願いつつ。