長い間青山の美容室に通っている。
ずっと担当してくれていた増田さんが辞めると知って
昨日、最後のカットをしてもらった。
ナチュラルな包容力、尖りがなく際立つセンス、

90年代のその美容室の機関誌。ニューラインメイクの記事を書いていたのがきっかけでした。増田さんありがとう!
女優や俳優からの信頼も厚く、
同世代同性の現役ということもあって
私にとっても心強い存在だった。
予約もとりにくく、しばらくの間
毎月25日が電話予約受付日と思い込み、
いつだったか旅行先のトルコから
国際電話で予約したことがあった。
後に25日限定ではなく25日以降だと知ったときには笑われた。
それだけ女性にとって頼れる美容師さんは
かけがいのない存在なのだ。
髪のクセやどの程度セルフテクニックがあるか、
好みやライフスタイルを汲み取って、なお
それ以上に仕上げてくれる技術者に出会えるかどうかは切実。
技術者が求めるきっかけづくりを教えてくれたので参考までに。

関係ないけど赤レンガ倉庫でバービー展をやっていたので。バービー大好き♪
・具体的なイメージがあれば雑誌の切り抜きや過去の
自分の写真などビジュアルがあるといい、というのは
今も変わらないらしい。
・イメージチェンジしたいからといって任せっ放しはNG
何らかのイメージは伝えること。ざっくりでもOK
やわらかなイメージにしたいとかモードにするなど。
これはメガネ選びと同じ。
フレームについてはまったく同じだし、
レンズなら、どんなシーンでどれくらいの範囲を
どのくらいみたいかを伝えたい。
美容師さん迷子とメガネ屋さん迷子は多い。
出会うまえと、いなくなってしまったあと・・・
なかなかわかってくれないといって伝える努力もしないうちに
やみくもに浮気をするのはどうだろう。
信頼は熟成していくもの。
問題はいなくなってしまったあとだ。
そのまま熟成を引継いでくれる技術者の紹介も済んだ。
だけどやっぱり淋しい。