次のブームは「ツーポイントフレーム」!?~メガネトレンド最前線2009
メガネ=ファッションという認識が、もはや当たり前となってきた昨今。2008年は「ダサメガネ」がメガネフレームの流行スタイルでしたが、2009年はどんなフレームが人気を集めるのか。気になりませんか?
そこで、2009年最初の今回は、最新トレンドの流れを踏まえながら、今年のメガネフレーム流行を大胆予想したいと思います。
■キーワードは、「さりげなさ」
2008年に流行したメガネのオシャレは、「ビビッドな色合い」や「個性的なアイテム」をキーワードに、自分の服装や全体のコーディネートに合わせたフレームを選ぶスタイルでした。
現在はメガネだけでなく、洋服や携帯電話、車のカラーなどを見ても、主張の強い色味が街に溢れています。2008年秋冬のファッションシーンでは、男女問わず「パープル」を取り入れるスタイルが流行しました。2009年においてもその流れは汲むものの、徐々にやわらかい色へと移行することが予測されているようです。
その傾向に合わせるように、一時期女性のあいだで流行した「キャバ嬢メイク」も、素顔・素肌を美しく見せる「すっぴんメイク」へと変化しつつあります。
つまり、2009年は「素顔」の良さやナチュラル感、やさしい風合いを大切にする流れが新しく生まれている...と考えられるのではないでしょうか。
もちろん、この傾向はメガネにもあてはまること。「主張する」ブームの次は、むしろさりげないフレームが、新しいオシャレアイテムになるのでは!?と予想することができます。
■メディアで人気沸騰!話題の「ツーポイントフレーム」とは?
「さりげない」フレームといえば、思い当たるのは「ふち無しフレーム」。メガネをかけることが、それほど「当たり前」ではなく、まだメガネがファッションと認知されていない時代、「なるべくメガネをかけていないように見せたい」という理由から、「ふち無しフレーム」のメガネが流行しました。
この「ふち無しフレーム」は【ツーポイントフレーム】とも呼ばれるもので、レンズに直接穴を開け、ネジだけで止めるという極々シンプルなデザインが特徴です。
実は、このツーポイントフレームが、再び脚光をあびるかもしれないのです。
注目されるきっかけとなったのは、メディアでの露出。
大ヒットTVドラマ「ガリレオ」で、福山雅治さん演じる大学教授・湯川学が装着していたメガネが、ツーポイントフレーム。フレームの奥でキラリと目を光らせながら、数々の難事件を解決していく...そんな理知的な彼の姿が、トレードマークのメガネと共に、多くのファンの心を鷲づかみにしました。実際に、「あのメガネをかけたい!」というお問い合わせも多かったそうです。
さらに、芸能界だけでなく、政治の世界にもブームの火付け役が。それは、米共和党副大統領女性候補として注目を集めた、サラ・ペイリン氏。
演説などでメディアに登場する際、ツーポイントフレームのメガネを着用したことで、一躍話題となりました。ちなみに、ペイリン氏愛用のツーポイントフレームは、何と日本製。デザイナー川崎和男さんによるこだわりの逸品で、一時は国内外から注文が殺到し、生産が追いつかないこともあったのだとか。
こうしたメディア露出により、今、ツーポイントフレームのよさが見直されてきているようです。
■「ツーポイントフレーム」メリット・デメリット
では、この「ツーポイントフレーム」、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか。
まずは、メガネが目立たないこと。素顔の印象をあまり変えずに使用できるので、メガネ初心者や、表情に透明感を出したい人にはとくにオススメです。主張の強い個性的なオシャレフレームをファッションアイテムとするなら、その逆、印象を引き算することで素顔を生かすツーポイントフレームもまた、特有のファッションアイテムなのです。
また、ふち部分が無い、「レンズのみ」のタイプなので、比較的軽量なのも魅力。長時間メガネを使用すると、重さで鼻や耳が痛くなる!という方にも安心ですね。
ただし、ツーポイントフレームはとってもデリケート。レンズがむき出しであるため、通常のフレームよりも衝撃に弱いという難点もあります。保管やメンテナンスには十分に気を配ることが必要です。
スマートでさりげないアイウェア、ツーポイントフレーム。
新しいトレンドアイテムとして、取り入れてみてはいかがですか?
そこで、2009年最初の今回は、最新トレンドの流れを踏まえながら、今年のメガネフレーム流行を大胆予想したいと思います。
■キーワードは、「さりげなさ」
2008年に流行したメガネのオシャレは、「ビビッドな色合い」や「個性的なアイテム」をキーワードに、自分の服装や全体のコーディネートに合わせたフレームを選ぶスタイルでした。
現在はメガネだけでなく、洋服や携帯電話、車のカラーなどを見ても、主張の強い色味が街に溢れています。2008年秋冬のファッションシーンでは、男女問わず「パープル」を取り入れるスタイルが流行しました。2009年においてもその流れは汲むものの、徐々にやわらかい色へと移行することが予測されているようです。
その傾向に合わせるように、一時期女性のあいだで流行した「キャバ嬢メイク」も、素顔・素肌を美しく見せる「すっぴんメイク」へと変化しつつあります。
つまり、2009年は「素顔」の良さやナチュラル感、やさしい風合いを大切にする流れが新しく生まれている...と考えられるのではないでしょうか。
もちろん、この傾向はメガネにもあてはまること。「主張する」ブームの次は、むしろさりげないフレームが、新しいオシャレアイテムになるのでは!?と予想することができます。
■メディアで人気沸騰!話題の「ツーポイントフレーム」とは?
「さりげない」フレームといえば、思い当たるのは「ふち無しフレーム」。メガネをかけることが、それほど「当たり前」ではなく、まだメガネがファッションと認知されていない時代、「なるべくメガネをかけていないように見せたい」という理由から、「ふち無しフレーム」のメガネが流行しました。
この「ふち無しフレーム」は【ツーポイントフレーム】とも呼ばれるもので、レンズに直接穴を開け、ネジだけで止めるという極々シンプルなデザインが特徴です。
実は、このツーポイントフレームが、再び脚光をあびるかもしれないのです。
注目されるきっかけとなったのは、メディアでの露出。
大ヒットTVドラマ「ガリレオ」で、福山雅治さん演じる大学教授・湯川学が装着していたメガネが、ツーポイントフレーム。フレームの奥でキラリと目を光らせながら、数々の難事件を解決していく...そんな理知的な彼の姿が、トレードマークのメガネと共に、多くのファンの心を鷲づかみにしました。実際に、「あのメガネをかけたい!」というお問い合わせも多かったそうです。
さらに、芸能界だけでなく、政治の世界にもブームの火付け役が。それは、米共和党副大統領女性候補として注目を集めた、サラ・ペイリン氏。
演説などでメディアに登場する際、ツーポイントフレームのメガネを着用したことで、一躍話題となりました。ちなみに、ペイリン氏愛用のツーポイントフレームは、何と日本製。デザイナー川崎和男さんによるこだわりの逸品で、一時は国内外から注文が殺到し、生産が追いつかないこともあったのだとか。
こうしたメディア露出により、今、ツーポイントフレームのよさが見直されてきているようです。
■「ツーポイントフレーム」メリット・デメリット
では、この「ツーポイントフレーム」、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか。
まずは、メガネが目立たないこと。素顔の印象をあまり変えずに使用できるので、メガネ初心者や、表情に透明感を出したい人にはとくにオススメです。主張の強い個性的なオシャレフレームをファッションアイテムとするなら、その逆、印象を引き算することで素顔を生かすツーポイントフレームもまた、特有のファッションアイテムなのです。
また、ふち部分が無い、「レンズのみ」のタイプなので、比較的軽量なのも魅力。長時間メガネを使用すると、重さで鼻や耳が痛くなる!という方にも安心ですね。
ただし、ツーポイントフレームはとってもデリケート。レンズがむき出しであるため、通常のフレームよりも衝撃に弱いという難点もあります。保管やメンテナンスには十分に気を配ることが必要です。
スマートでさりげないアイウェア、ツーポイントフレーム。
新しいトレンドアイテムとして、取り入れてみてはいかがですか?