今、「ダサメガネ」が熱い！～メガネトレンド最前線２００８
「最近のメガネブームに迫る」 「"見える"から"魅せる"へ、メガネの新時代とは？」 からもわかるように、ここ数年、ファッションとしてのメガネの価値が急上昇しています。メガネ人気は衰えるどころか、ますます勢いを増している様子。
しかし、ここにきて、メガネブームに新たな流れが加わっていることを、ご存じですか？
いわゆるオシャレメガネにおいて、印象的なカラーフレームやスポーティタイプが主流かと思われていましたが、今、流行しているのは、「ダサかっこいいメガネ」。オシャレの対義語ともいえる「ダサい」が、なぜかっこいいと評価され注目を集めているのでしょうか。
今回の豆知識コラムでは、そんな「ダサかっこいいメガネ」の秘密に迫ります。
■只今流行中！「ダサかっこいいメガネ」とは？
「ダサかっこいいメガネ」。略して「ダサメガネ」とは、その名の通り、野暮ったい印象を与えるメガネのこと。「ダサい」ことを前提にかけられています。ビシっときまったかっこよさに敢えてマイナスイメージをとりいれて、ミスマッチの妙を楽しむ。ほどよく力の抜けたスタイルが「ダサかっこいい」ファッションです。
「ダサメガネ」の定義は、主に以下の３つ。
ちなみにレンズには、丸い逆三角形の「ボストン型」と逆台形の「ウェリントン型」の2種類があります。
顔からはみ出そうなぐらい大きく、とにかくインパクトのあるメガネは、一見してみると、オシャレとはかけ離れているようにも見えますが...これも「ダサかっこよさ」の特徴のひとつ。
ブームの発端は、オシャレで定評のある芸能人たちが、こぞって身に着けている様子が報じられたこと。火付け役は、有名ハリウッドスターだと言われています。
そのままでは「キマリ」すぎているかっこいい芸能人が、敢えてダサメガネを掛けて力を抜くことで、おしゃれ度をあげる。それが「ダサかっこいいメガネ」と称される所以ではないでしょうか。
この影響を受けてファッションに取り入れ出したのが、オシャレに敏感な美容、服飾系の専門学生たち。かっちりしすぎたファッションを崩す、普段と違う自分を演出するなどのアイテムとして用いています。着こなしテクニックを熟知した、まさにファッション上級者ならではの発想ですね。
■ダサメガネは、オシャレ上級者向けアイテム
「ダサメガネ」最大の特徴は、インパクトのあるデザイン。
あっさりした顔や眉などでお悩みの方は、このダサメガネをかけることで印象的な顔立ちに仕上げることができます。ちょっとした変身願望を叶えてくれるところが、人気を集めるポイントのひとつではないでしょうか。
しかし、もっとも注目すべきは、「ダサメガネ」がオシャレを楽しむアイテムとして支持されている事実です。着けこなすのが難しそうにも感じる「ダサメガネ」は、ファッション好きの若者にとって、オシャレ心をかきたてられる存在。
「ダサいアイテムを、いかに素敵に自分らしく着けこなせるか」、そんな若者たちの挑戦意欲が、「ダサメガネ」人気を支える大きな要因と考えられています。
「掛けこなせればオシャレ上級者」、もはやそんな認識すら広まっているほど。
また、ファッションは20～30年サイクルで流行すると言われていますが、今から20～30年前といえば、1980年代。当時の若者をときめかせた人気アイドルたちが、同じように「ダサメガネ」をかけていたのです。そんなアイドルたちに夢中だったという方もいらっしゃるのではないでしょうか？当時も「ダサい」「ダサかっこいい」というニュアンスの認識だったかどうかは別として、「ダサメガネ」ブームは、来るべくして来たものなのかもしれませんね。
■あなたもダサメガネに挑戦しよう！
「あのメガネ、自分がかけたらどうなるだろう？」「似合うだろうか？」...と、気になっている方もいらっしゃるでしょう。
メガネをファッションとして楽しんでいるみなさん、ぜひダサメガネをあなたのコレクションのひとつに加えてみませんか？
「でも、若い人がかけるものだから...」なんて気後れすることはありません。成熟した大人ならではの"魅せ方"も、「ダサメガネ」にはあるのです。
かの偉大な小説家たちも、かつては「ダサメガネ」を愛用していました。江戸川乱歩、坂口安吾、井伏鱒二など、トレードマークとも言える丸みを帯びたレンズは、いかにも文豪らしい、知的な印象を与えます。奇抜で個性的なイメージが強い「ダサメガネ」も、ダンディ世代の方ならば、また違った演出ができるのです。
ここで、おさえておきたい「ダサメガネ」選びのポイントをひとつ。重要なのはブリッジ（左右のふちを繋ぐ部位）の高さです。
たとえば、ブリッジがレンズのふちより低い位置にあれば、眉毛が隠れてすっきりした顔に変身できます。
このように、ほんの少しデザインに注意するだけで、誰でもぐっとオシャレになれるのが、「ダサメガネ」の魅力なのです。
もはや「ダサい」がオシャレと見られ、「ダサかっこいい」なんて言葉がはびこる時代。最新のトレンドをとりいれつつ、新たなご自分を発見できるチャンスです。
この機会に、ぜひ「ダサメガネ」にチャレンジしてみてはいかがでしょう？
しかし、ここにきて、メガネブームに新たな流れが加わっていることを、ご存じですか？
いわゆるオシャレメガネにおいて、印象的なカラーフレームやスポーティタイプが主流かと思われていましたが、今、流行しているのは、「ダサかっこいいメガネ」。オシャレの対義語ともいえる「ダサい」が、なぜかっこいいと評価され注目を集めているのでしょうか。
今回の豆知識コラムでは、そんな「ダサかっこいいメガネ」の秘密に迫ります。
■只今流行中！「ダサかっこいいメガネ」とは？
「ダサかっこいいメガネ」。略して「ダサメガネ」とは、その名の通り、野暮ったい印象を与えるメガネのこと。「ダサい」ことを前提にかけられています。ビシっときまったかっこよさに敢えてマイナスイメージをとりいれて、ミスマッチの妙を楽しむ。ほどよく力の抜けたスタイルが「ダサかっこいい」ファッションです。「ダサメガネ」の定義は、主に以下の３つ。
| ・80年代風のレトロなテイスト ・フレームの天地（上下）幅が大きい黒縁 ・丸みを帯びたレンズ |
ちなみにレンズには、丸い逆三角形の「ボストン型」と逆台形の「ウェリントン型」の2種類があります。
顔からはみ出そうなぐらい大きく、とにかくインパクトのあるメガネは、一見してみると、オシャレとはかけ離れているようにも見えますが...これも「ダサかっこよさ」の特徴のひとつ。
ブームの発端は、オシャレで定評のある芸能人たちが、こぞって身に着けている様子が報じられたこと。火付け役は、有名ハリウッドスターだと言われています。
そのままでは「キマリ」すぎているかっこいい芸能人が、敢えてダサメガネを掛けて力を抜くことで、おしゃれ度をあげる。それが「ダサかっこいいメガネ」と称される所以ではないでしょうか。
この影響を受けてファッションに取り入れ出したのが、オシャレに敏感な美容、服飾系の専門学生たち。かっちりしすぎたファッションを崩す、普段と違う自分を演出するなどのアイテムとして用いています。着こなしテクニックを熟知した、まさにファッション上級者ならではの発想ですね。
■ダサメガネは、オシャレ上級者向けアイテム
「ダサメガネ」最大の特徴は、インパクトのあるデザイン。
あっさりした顔や眉などでお悩みの方は、このダサメガネをかけることで印象的な顔立ちに仕上げることができます。ちょっとした変身願望を叶えてくれるところが、人気を集めるポイントのひとつではないでしょうか。
しかし、もっとも注目すべきは、「ダサメガネ」がオシャレを楽しむアイテムとして支持されている事実です。着けこなすのが難しそうにも感じる「ダサメガネ」は、ファッション好きの若者にとって、オシャレ心をかきたてられる存在。
「ダサいアイテムを、いかに素敵に自分らしく着けこなせるか」、そんな若者たちの挑戦意欲が、「ダサメガネ」人気を支える大きな要因と考えられています。
「掛けこなせればオシャレ上級者」、もはやそんな認識すら広まっているほど。
また、ファッションは20～30年サイクルで流行すると言われていますが、今から20～30年前といえば、1980年代。当時の若者をときめかせた人気アイドルたちが、同じように「ダサメガネ」をかけていたのです。そんなアイドルたちに夢中だったという方もいらっしゃるのではないでしょうか？当時も「ダサい」「ダサかっこいい」というニュアンスの認識だったかどうかは別として、「ダサメガネ」ブームは、来るべくして来たものなのかもしれませんね。
■あなたもダサメガネに挑戦しよう！
「あのメガネ、自分がかけたらどうなるだろう？」「似合うだろうか？」...と、気になっている方もいらっしゃるでしょう。
「でも、若い人がかけるものだから...」なんて気後れすることはありません。成熟した大人ならではの"魅せ方"も、「ダサメガネ」にはあるのです。
かの偉大な小説家たちも、かつては「ダサメガネ」を愛用していました。江戸川乱歩、坂口安吾、井伏鱒二など、トレードマークとも言える丸みを帯びたレンズは、いかにも文豪らしい、知的な印象を与えます。奇抜で個性的なイメージが強い「ダサメガネ」も、ダンディ世代の方ならば、また違った演出ができるのです。
ここで、おさえておきたい「ダサメガネ」選びのポイントをひとつ。重要なのはブリッジ（左右のふちを繋ぐ部位）の高さです。たとえば、ブリッジがレンズのふちより低い位置にあれば、眉毛が隠れてすっきりした顔に変身できます。
このように、ほんの少しデザインに注意するだけで、誰でもぐっとオシャレになれるのが、「ダサメガネ」の魅力なのです。
もはや「ダサい」がオシャレと見られ、「ダサかっこいい」なんて言葉がはびこる時代。最新のトレンドをとりいれつつ、新たなご自分を発見できるチャンスです。
この機会に、ぜひ「ダサメガネ」にチャレンジしてみてはいかがでしょう？
