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[第1回]レンズ工場見学編新商品「パシュートCV」の製造工程を訪ねて2010.8

※「セイコー パシュートCV」は販売を終了しております。さらに快適な使い心地にグレードアップした後継機種、クロスサーフェス®設計採用インディヴィジュアル遠近両用レンズ『セイコー パシュートCV-X』の詳細は、こちらをご覧ください。
(前ページからのつづき)

工場のそばのショールームでは、さまざまな検査を見学することができます。実際に工場に入る前、ショールームでさまざまな検査を見学させていただきました。鋼球落下試験、耐擦傷性試験、耐温水性試験など、あらゆる角度から徹底的に検査を受けて初めてレンズが製品化されるそうです。
ためしに、『スーパーレジスタンスコート』が施されたレンズで静電気防止の実験をさせてもらいました。
レンズを布で拭いて発泡スチロールの入った容器に近づけると、今までのレンズだと発泡スチロールがたくさんつきましたが、『スーパーレジスタンスコート』のレンズには全くつかなかったのです!このレンズは通常のプラスチックにたまりやすい静電気を抑えて、ホコリや花粉をつきにくくしたそうです。花粉症の私にとって、このレンズは目から花粉を守る力強い予防レンズ!です。他にキズや汚れもつきにくいと聞き、とても欲しくなりました!

また、割れにくいプラスチックレンズでも、衝撃を加えると割れてしまうことがあります。実際に、一定の高さからレンズに鋼球を落とす検査では、普通のレンズにはひびが入ってしまいました。 でも、『ハイインパクト加工』という耐衝撃性強化コートを施したレンズは、ひび一つ入りませんでした!

くもり防止コート(フォグレスコート)のレンズも、こうして左右のレンズで実験するとその違いがはっきりとわかります。
眼鏡店でレンズを選ぶ時、サラッとコーティングの説明を受けますが、レンズによってこれほどの静電気防止や耐衝撃性強化、くもり防止があるとは驚きました!メガネレンズは自分の目の代わりになって働いてくれているものだから、このようなコーティング技術は大変心強いもので、また、とても必要なものだと感じました。

メガネをかけるようになって30年、レンズについて深く考えることがなかった私ですが今回、一枚のレンズのためにこれだけ多くの人たちが携わり、様々な研究や作業、検査、精密な機械のおかげで、私たちは快適なメガネ生活を送ることができるのだとその重みをズシリと感じた工場見学でした・・・。

最後に、レンズの製造工程を一通り見学した後、私が今、最も興味のある遠近両用メガネのレンズについてもお話を聞くことができました。

新発売の『セイコー パシュートCV』はこの「内面累進レンズ」の新しいラインナップでユレやユガミを従来のものよりも軽減させ、今まで遠近両用に慣れず目が疲れやすいという不満点も改善されたそうです。 さらに。ペアレンズとしての性能も追求しているため、今まで遠近両用メガネに慣れにくかった方も使いやすくなっているそうですよ!
ちなみに、『セイコー パシュートCV』の発売と同時に、『セイコー インドアLD』という新製品も発売されたそうです。『セイコー インドアLD』は、現代のライフスタイルに合わせて作られた屋内用の中近レンズ。昔の日本家屋に比べ、最近の広くなったリビングや大画面のデジタルテレビに合わせて、今までの屋内用中近レンズよりも、奥行きのある視野をカバーしてくれるのだそうです。

≫『セイコー インドアLD』の詳細はこちら
改良を重ねているこれらのレンズの情報を、私たち消費者側も常に受け入れ、正確に理解することで、老視と長く上手に付き合え、毎日のメガネ生活をより快適にすることができるのだと思います。

体型、肌、髪の毛、そして目にも老いを感じ出す40代ですが、身体の中で一番酷使していると思われる目について、私たちはあまり気に留めていないように感じます。メタボ対策のためにダイエット、アンチエイジングにサプリを飲んだり、美容液、シャンプー を気にしながら使っていますが、果たして目にそれほどのケアをしているのでしょうか?私たちの年齢だけでなく、最近はパソコンや携帯電話、テレビゲームの普及で、子供の頃から目を使い過ぎ 疲れ目やドライアイ、肩こりや頭痛を引き起こす方も多くなっていると思います。

私自身、老視が始まりだしたこの辺り、目に対する意識をもっと高める時期なのでは?と思っています。毎日お世話になっている大切な目を守るためにも、その時々の自分の目に合ったメガネやコンタクトレンズを正しく選ぶこと、そして正しく使うこと。

約2時間の見学でしたが、今まで知らなかったたくさんの情報を得ることができ、レンズについて、目について色々考える良いきっかけとなりました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!


いかがでしたか?
レンズについて知ることで、目の健康についても改めて振り返る機会となったようですね。
見学を終えた後、大切な体の一部である目を大切にするために、もっと意識を高めなくては、とお話されていた山中さんの言葉が印象的でした。

上記でご紹介した商品に加え、11月には、初めて老視用のメガネをお使いになる40歳代の方向けの新しい内面累進レンズ 「パシュートEV」を発売する予定です。
ご興味のある方はぜひ、下のリンクをチェックしてみて下さいね!

≫「セイコー パシュートEV」の詳細はこちら

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