快適視生活応援団目とメガネに関するQ&A目に関する悩み目の健康 > 非常に濃いアイメイクをしている人を見かけます。眼へ悪い影響を及ぼすことはないのでしょうか?

目とメガネに関するQ&A

目のまわりを大きく見せるメイクが流行っていますね。

粘膜のギリギリまでひいたアイライン、まつ毛にたっぷりのマスカラ。
アイメイクは目をぱっちりと美しく見せてくれますが、
目にとって悪い影響を及ぼす場合があります。

例えば、落ちたマスカラの一部が眼の中に入って目の表面へ傷がついたり、
まぶたの腫れ・かゆみ等の症状が出ることがあります。
それを放っておくと角膜障害や視力低下など重大な病気につながる場合もあります。

また、ドライアイの原因にもなります。
まぶたの内側には、目の表面の涙が蒸発しないように
油性物質を分泌する「マイボーム腺」という腺があります。
過度にメイクをすると、このマイボーム腺がふさがれてしまい、
十分な油分の分泌がされずに目の表面が乾き、傷つきやすくなってしまうというわけです。

メイクはしっかり落としたつもりでも、案外しつこく残っているものです。
控えめを心がけ、しっかりと落とすよう、心がけることが大切です。