皆さんこんにちは。
事務局の富山です。
食欲の秋、読書の秋など秋は色々な秋があると思いますが
皆さんはどんな秋をお過ごしですか?
やっと少しずつですが外出もしやすくなり、このまま落ち着くと良いなぁ
と思って日々過ごしております。
今の時期は気候も良くお出かけには最適ですよね♪
先日私は「芸術・科学の秋」を堪能してきました。
お出掛けした先はこちら!
上野にあります「国立科学博物館」です!
美術館には何度か足を運んだことはありましたが、科学博物館には今回初訪問です。
建物も歴史ある重厚な外観ですね~。
今の時期なので入館時間を事前予約するのですが、たまたま日曜日に空いている時間が見つかったので思い立って出掛けてきました。
中に入って吹き抜けの天井を見上げると
どこかの宮殿のような写真が撮影できます。この時点でテンション上がりますね!
今回のメインの目的である国立科学博物館・竹中大工道具館共同企画展「木組 分解してみました」を見に行ってきました。
国立科学博物館のホームページ上で「金物などを使わず木の性質を利用して木と木をすき間なく組み合わせる『木組』。さまざまな木組を分解した状態で展示し、日本が誇る職人の技を紹介します。」※国立科学博物館企画展案内文より引用
と紹介があり、お寺や古い建物に興味がある私には大好物の内容だったため、ワクワクしながら早速展示会場へ!
入ると目の前に、柱のような展示物があり、そちらを分解して木組の仕組を解説してくれていました。
大きな展示なので迫力があります。
奥に進むと木組の様々な技法と名前が紹介されており、組み合わせるとその部分が隠れる仕組みや、継ぎ目が模様のようになる物などいろいろと感心しながら見ることができます。
大型の木組も展示されていましたが、コンピューターなども無い時代に、3次元での組み合わせを計算してここまで大きなものを正確に作っていたのは驚愕です。
まさに職人技としか言いようがないですね。
ただ組み上げるだけでなく、耐久性、自然災害への対策、美しさも兼ね備えていて一言で言い表せない高度な技術にただただ感動でした。(ここにあるパーツを順に組み上げていって建物の一部に成っています。)
そんな伝統技術の中でも細部にわたる美しさを表現していて、今回の展示で一番皆さんの目を引いていたのはこちら!
「組子細工」です。
形の違う細かなパーツを作り、それを組み上げて色の違いや形の違いで様々な模様を表現している作品です。
近くで撮影すると、その細かさに感動しますが全体を見るとその細かな模様が描く世界にさらに感動!
模様の種類、色、形、大きさの違いで表現されている組子屏風。まさに芸術作品ですね。素晴らしい。
隣で作成説明動画も流れていましたが、気の遠くなるような細かな作業に多くの方が感心されていました。
今回の展示で使われている技法や建物などを紹介した日本地図もありました。
行ったことがある所、知らなかった所、有名な所。
いつか訪れてみたい気持ちになりますね。
今回の展示を見ることが出来たのでさらに新しい発見ができると思います!
たっぷり堪能した後、せっかくだからと常設展も見ようと思って会場を回ることにしましたが軽い気持ちで見ようとしたことをちょっと後悔しました。
スケールと展示の規模が大きすぎる。。。
このスケールの展示物を常設として見られるなんて凄すぎました。
日本館、地球館と2つの大きな館がありそれぞれにコンセプトの違う様々な展示物を見ることが出来ます。
機械の進化や、昆虫・動植物のはく製、深海の謎、地球の歴史、人類の歴史などなど
今まで国立科学博物館に訪れていなかったことを深く後悔しました。
これは本当に凄いですね!
特に小さなお子さんと一緒に行くと、一日中飽きることなく過ごすことが出来ると思います。
そんな常設展の中でもひと際私の心を鷲掴みにした展示がこちら。
恐竜の骨格標本です。男心をくすぐられますね~。
先ず、ポーズが良いですね!メチャクチャ躍動感と迫力を感じます。
またライティングと影の感じが良くてどの角度から撮影しても迫力ある写真が撮れます!
(展示をされている方のセンスが素晴らしい!!)
時間も限られていたので全ての展示をゆっくりと堪能することが出来ませんでしたが、かなり大満足の気持ちで展示場を後にしました。
また次回は午前中から入ってゆっくりと鑑賞したいと思います。
大人から子供さんまで楽しめる内容が充実している「国立科学博物館」
近くに来られた際は物凄くおススメ出来るスポットですので是非お立ち寄りください!