快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > 崇高なる答辞

Taka's cafe
東日本大震災において被災された方々に
心よりお見舞い申しあげます。


未曾有の出来事にここに何を書いたらいいのか
言葉がみつかりませんでした。
そこにきっかけをつくってくれたのは
昨日3月22日、偶然みたNHKのニュースでした。

それは被災地中学校の卒業式。
男子生徒が読み上げた答辞は
このような内容だったと思います。

「防災教育では内外に高く評価された私たちの学校。
 しかし自然の猛威の前に人間の力は無力で
 大切なものを容赦なく奪っていきました。
 辛くて悔しくてたまりません。

 苦境にあっても天を恨まず
 運命に耐え助け合って生きていく・・・」

あふれる涙を必死にこらえながら絞り出されたのは
「天を恨まず」
という言葉だったのです。

無常を受け止める15の春。
もし心のDNAがあるなら
この崇高さが東北の人のDNA、
脈々と受け継がれていくのだと
胸がつまりました。
復興を担っていくであろう若い世代を
支援する責任は大人世代、
ひとりひとりができることに
思いをめぐらせたいと思います。

K君、あなたの悲痛な決意に思いを改め
Taka's*cafe再開です。


一年ほど前のvol.22に
日本が縦長であることを実感すると書き、
震災後札幌に向かう上空からもそう感じました。
縦長の被災地東北に数々の思いをよせ
多くの無事と復興をお祈りします。