快適視生活応援団オプト・コーディネイター山崎貴子のブログ Taka's cafe > 太郎に会いたい!

Taka's cafe

会場限定プレゼントの画像「太郎展をポケットに」より。右の像が「ノン」。グッズコーナーにはビミョーな太郎型クッションドールが。海洋堂フィギアの太郎さんは可愛かったです。
誕100年岡本太郎展をみた。
東京国立近代美術館で開館時間を短縮しながらも
開催中(~5/8)。

入口で「ノン」(「拒絶」の彫刻)に迎えられ、
途中で「対極」の激しさに圧倒され、
出口で"ぎゃふん"と言わされた。
(人ってホントにぎゃふんって言うのだ...> <)

今、岡本太郎に会いたい。

エネルギッシュで生命力に溢れた作品は
沈んで希望のもちにくい今この時期に
活力を吹き込んでくれる。
たとえば「明日の神話」は
核をモチーフとしているのに明るい画象。
太郎の絵は悲劇と喜劇の対極を共存して表すことで
分厚い生命力、宇宙を伝えているようだ。

縄文美術との出会いと情熱、

「明日の神話」。紆余曲折を経て2008年からJR渋谷と井の頭線コンコースの壁画となって行き交う人々にパワーを与えまた問いかけてもいます。
なかでも東北の縄文文化からの啓示が
大阪万博(1970年)の象徴・太陽の塔へと
繋がる系譜がよくわかる構成だった。

晩年、マスメディアにもよく登場していた。
「芸術は爆発だ!」もCMで発していた。
展覧会場で流れる3分足らずの動画
タモリさんの番組「今夜は最高」は
リアルタイムで見た記憶がある。
マス商品のデザインも手がけた太郎、
あなたの職業は?と聞かれて
「そんなものはない。
 モーレツに生きる人間、ですよ」
と答えたという。

「芸術は爆発だ!」は破壊ではなく
生きることなのだ。
生きつぎ生きながらえるもの、
命の流れ。

あまりに有名すぎて

帰りに皇居東御苑に入園。平川門の守衛さん(皇宮警察?)におそるおそる通り抜けOK?と質問。入れるなんで今まで知りませんでした~。宮内庁管轄かつ ての江戸城跡です。二ノ丸公園は武蔵野の雑木林を再現していてとっても閑静。カスミザクラ、クルメツツジ,,,憩いの穴場です。
「芸術は爆発だ!」も太陽の塔も
"別格"としてスルーしてないだろうか。
だとしたら、もったいない。
岡本太郎を見つめ直し
岡本太郎の問いかけに向き合う絶好の機会だ。

今年のGW、ぜひお出かけを♪

そうそう、出口でぎゃふんと言わされたのは
最後のブースで「太郎のことば」が
一人一枚三角くじスタイルでもらえるのだけど
それを読んでのひとこま。
なんて書いてあったか?
・・・
バシッと言い当てられたとだけ言っておこう。
ぜひ体験を。^^