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目とメガネに関する豆知識

日常生活の中でパソコンやスマートフォンなどを使う機会が増え便利になった半面、目に対する負担は以前よりも大きくなっています。

そこで今回の豆知識コラムは【自分でできる目の疲労回復法】についてとりあげてみようと思います。

どの方法も自宅でカンタンにできるものばかり。この豆知識を読んで、みなさん目の疲れとさよならしてはいかがでしょうか。



■1.「眼精疲労」とは?


よく巷では「疲れ目」や「眼精疲労」という言葉を耳にしますが、厳密にいうとこの2つは異なる意味をもっています。
「疲れ目」は、一晩ぐっすり眠れば疲れがとれてしまうもの。 「眼精疲労」は眠ったり休憩をとっても目の痛み・かすみ、頭痛などが残り、また回復したと思ってもすぐまた目の疲れが出てきたりする症状のことを指します。
自覚症状としては、疲労による目の充血、かすみ、視力の低下などがあげられますが、症状が進むと食欲低下、便秘などが起こったり、ひどい場合吐き気をもよおしたりすることも。
この症状がさらに悪化すると、抑うつ感やイライラ、不安感といった、自律神経失調の症状へと進んでしまうこともあります。 「たかが疲れ目」とほうっておくと、大変なことになってしまうんですね。



■2.あなたの眼精疲労の原因は?


眼精疲労はほとんどの場合パソコン、テレビ、DVD、読書など、目を酷使することによって起きます。回復のためには眼精疲労の原因を突き止めることが必須。あなたの眼精疲労の原因は何ですか?ちょっとチェックしてみてください。

1.パソコンのディスプレイやキーボードは、目の位置よりも下にありますか?

→キーボードはもちろん、ディスプレイも目より下の位置に置くことが大切です。ディスプレイは床に対して直角ではなく、少しだけ天井に向けて斜めに設定すると良いでしょう。


2.机に向かう際、猫背になったり体をゆがめていたりしませんか?

→背中のカーブに沿った椅子に、深く腰をかけましょう。足裏全体が床に接するような姿勢が理想です。目からディスプレイまでの距離が十分に離れるように、工夫してみてください。



3.机の上の明るさは十分ですか? 直射日光の下で読み書きしていませんか?

→白熱灯程度の明るさが理想ですが、直射日光など強い光は逆に目に悪影響を与えます。


4.続けて長時間、テレビやパソコンに向き合っていませんか?

→1時間ごとに10分程度休憩を取って、目を休めることが大切です。



■3.日常生活をチェック!暮らしにひと工夫加えて眼精疲労を防ごう。


目に負担をかけないように注意していても、ついつい仕事やゲームに熱中してしまうこともありますよね。そんな時は手軽にできるこんな疲労回復法はいかがでしょうか?

おうちでカンタンにできる疲れ目対処法をお伝えします。

▼温パック&冷パック


まず温パック。水に濡らして軽く絞ったタオルをラップで包み、電子レンジで30秒~1分温めます。ラップから出したら火傷しないように手のひらで温度調整してから、目の上に乗せましょう。目の周辺の血行がよくなり、疲れも解消しやすくなります。
冷パックは、水にぬらして絞ったタオルをビニール袋に入れて冷凍庫へ。1時間くらいで取り出します。充血がひどいときは、温パックより冷パックがおすすめです。


▼ためしてみませんか? 眼球体操


眼球のまわりの筋肉を動かすことで、目の周りの血行をよくし、緊張した毛様体筋を柔らかくします。
目を固く閉じてから目をぱっと開いてみたり、視線を左や右、そして上や下に動かしてみてください。5分間ほど続けると疲労回復に効果があるようですので、ぜひ一度挑戦してみましょう!



■4.目に効くツボをやさしくマッサージ


目が疲れると、自然と目のまわりを押したりすることがありませんか?目のまわりにはたくさんのツボがあることを、知らないうちに身体は気付いているのかもしれませんね。
以前の豆知識でも、ツボ押しの活用についてご紹介しましたが、目のまわりの「ツボ」、おさらいのためにも、もう1度ご紹介します。



いずれも、「効果があるかも?!」とはりきりすぎて、強く押しすぎないのがポイントです。やさしくやさしく、マッサージしてあげてください。目が疲れたなと感じた時は、ためこまずにこまめに実行してみてくださいね。



■5.食事から目の疲れをとってみよう。


この豆知識コラムでも過去何度かとりあげているように、目の疲労回復には食事から摂る栄養が重要な役割をはたします。

≫目に良い食材一覧はこちら

疲れ目に効果的な栄養素として代表的なものが【ビタミンB群】です。
豚肉やサバ、玄米などに多く含まれるビタミンB1やB12は、視神経の働きを高めて視力の低下を防ぐ効果があります。 レバーや納豆、海苔などに含まれるビタミンB2は、目の充血を解消したり、視力の回復に効果が。
また、目の調節機能をつかさどっている「水晶体」と「毛様体筋」の主成分はたんぱく質ですが、そのたんぱく質を吸収するためにはビタミンB6が欠かせません。こちらは大豆、牛乳、鮭などに多く含まれています。

その他、一時期「目にいい」として話題になったルテインやベータカロチン、アントシアニンなども、それぞれ目に良い効果をもたらすといわれています。
ブルーベリーで有名なアントシアニンには「抗酸化作用」があり、白内障や加齢黄斑変性症を防ぐ効果があるといわれています。

ルテインの効果についてはまだ研究段階にあるようですが、ルテインは目の網膜そのものにルテイン量が多く含まれているとされ、抗ガン作用や抗酸化作用があると報告されているようです。ほうれんそうやブロッコリーに多く含まれています。摂りすぎに注意すれば、目だけではなく健康全体に役立つ栄養素といえるでしょう。

ベータカロチンはいうまでもなく、ニンジンが有名ですね。 ニンジンに含まれているベータカロチンは、血管や細胞を若々しく保つ効果があります。 また、ベータカロチンは必要に応じてビタミンAに変化するのですが、ビタミンAは目の毛様体の筋肉の弾力性を復活させ、疲れ目・かすみ目の症状を緩和するのに役立ちます。



■6.健康な視生活はやはり「目に合う」メガネから。


いかがだったでしょうか? 「眼精疲労」「疲れ目」に対して、身近なもので対処できるいろんな方法をご紹介させていただきました。
しかし、なんといっても「目の疲れ」にとって一番の大敵は、あなたの「目に合っていない」メガネです。
度数の合っていないメガネをそのまま使いつづけたり、老眼の方が老眼用のメガネを使用せずにずっと放っておくと、目の疲れだけではなく、頭痛や肩こりなどの全身症状に及ぶことがあります。
定期的に眼科やメガネ店を訪れ、あなたの目とメガネのメンテナンスを行うことが、あなたの大事な目を長く守っていく秘訣なのです。



目は一生使っていく大事なもの。目の疲れはその日のうちに取り除いて、毎日健康な視生活を送っていきたいものですね。


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