近頃は、電車に乗るとほとんどの人がスマートフォンを手に取っている…という光景もめずらしくありませんね。スマートフォンは、ゲームやメール、SNSなど、娯楽や交流に使うツールとしてだけでなく、スケジュール管理やメモなど、ビジネスシーンでも欠かせないものとなっています。また通勤・通学のすきま時間でもすぐに情報収集ができるので、必然的にスマホに触れる機会が多くなっています。スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスがある現代と、なかった過去とでは目にかかる負荷も大きく違ってきますね。
■1.「スマホ老眼…?私、20代ですけど…」
「最近目が疲れて手元が見づらい、特に夕方は視界が霞んでしまう…」
20代の若い人でも、このように老眼と同様の症状を訴える人が増えているようです。
老眼は、加齢によって目のピントを合わせる調節力が衰え、近くのものが見えにくくなる症状のことですが、スマートフォンの長時間使用など、目の筋肉を酷使することで負荷がかかり、一時的に老眼に似た症状になることを「スマホ老眼」、「夕方老眼」などと呼びます。この言葉は、医学用語ではなくマスコミ用語で、テレビや雑誌で特集が頻繁に組まれたこともあり、広く知られるようになりました。
「スマホ老眼」はスマートフォンやタブレット端末(VDT※)を長時間、20~30cmの目に近い距離で使用し続けることで起こりますが、それだけでなく画面から生じるある光も問題となります。その光とは、VDTの画面から発生する青色光のことで、眼細胞や筋組織、そして視神経や網膜などにトラブルを引き起こす一因となると考えられています。
※VDT…パソコン・スマートフォン・テレビゲームなどの情報端末を意味する【Visual Display Terminal】の略
■2.スマホ老眼を予防するには
スマホ老眼の予防策としては、次のような対策が有効です。
①長時間使用しない(1時間中15分程度の休憩)。
②画面からの距離を40~50cmにする。
③遠くを見たり、近くを見たりを繰り返し、目のストレッチを行う。
1日あたりのスマートフォン利用時間は10~20歳代の人で約5時間、30~40歳代で約3時間であるとのデータもありますので、「スマホ老眼」対策は大切ですね。
■3.スマホ老眼をケアするメガネレンズ セイコー「スマートエイドシリーズ」
さて当社では、「スマホ老眼」にお心当たりのある方にも快適にご利用いただけるメガネレンズ『スマートエイドシリーズ』をご用意しております。
レンズタイプは、パソコンやスマートフォンを多用される20~30歳代の方へ向けた『スマートエイド ライト』、単焦点やコンタクトレンズを使用されている方で、近くの作業をしている時に疲れを感じやすくなってきた40代の方に向けたステップシリーズ『スマートエイド レギュラー』の2タイプです。
更に青色光対策として、青色光カット機能付きのレンズ素材『セイコー フロンティア』やBR*コート『SRC2 UVP-BR』、『楽ケアコートBR』もオプションでご選択いただけます。
*BR:Blue light Reduction(青色光低減 の略)
“もっと、楽に・快適に見る”ためのスマートエイドシリーズを是非お試しいただき、効果を実感してみてください。
いかがでしたか?「スマホ老眼」「夕方老眼」に心当たりのある方はもちろん、今は症状を感じていなくても、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスを見る時間が長い方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。