快適視生活応援団目とメガネに関するQ&A目とメガネに関する?(はてな)目の仕組み > 不思議な絵のトリックアートは、どうして平面に書いてあるのに飛び出して見えたり立体的に見えるの?

目とメガネに関するQ&A
トリックアートは、ヨーロッパで発祥した「トロンプ・ルイユ」とよばれる立体画法(だまし絵)に、絵とわかっていながら立体的に見えるおもしろさや、絵に触れたり写真が撮れたり等、自分が絵に参加できるような新しいアイデアを加えて確立したニューアートです。 「トロンプ・ルイユ」とはフランス語で「目を騙す」という意味があります。 「遠近法」「陰影法」「前進色と後退色の組み合わせ」などのようなトリックアートの絵画テクニックを駆使し、照明の位置や影の形を計算しながら人の目の錯覚を利用して平面画を立体的に見せています。 例えば、絵が額縁から外に飛び出して見えるような作品や、普通に見ると人間の顔に見えるのに、逆さまにしたり向きを変えたりすると、まったく別の物に見える作品などがあります。 どの作品も目の錯覚を利用して見せているので、飛び出したり立体的に見えたりするのですね。