専用メガネなしで見られる3Dテレビが登場しましたが、どういう仕組みなのでしょうか?
3D映像は、右目と左目で別々の映像を見ることでおこる「視差」を利用しています。
3D映像のメカニズムについては、こちらをご覧ください。
専用メガネを使用する3Dテレビは、専用メガネというフィルターを通して、視差を利用した3D映像を実現させています。
一方、専用メガネなしの3Dテレビでは、角度の違う映像をフィルターのようなテレビのパネルを用いて、右目と左目に別々の映像を認識させていることで3Dを体感することができます。
このように、今まではフィルターの役割を専用メガネで担っていましたが、テレビパネルの開発が進み、専用メガネなしでも3Dを体感できるようになったのです。
2011年始めの現在では、3Dの仕組みとして、様々な方式が開発されています。
これからは、映画、テレビだけでなくビデオカメラやインターネットなどでも裸眼で見られる3D映像がますます増えていきそうですね。