まぶたのむくみは、顔のむくみと同じように疲労がたまって体中の代謝が悪くなった結果、「余分な水分が腎臓から正常に濾過されない」あるいは「塩分の取り過ぎによる食生活」が原因の多くとされています。

立っている時は重力の関係から比較的、足にむくみの症状が出やすいのですが、寝ている時には体が水平になるため顔も同様にむくみやすくなります。
また、うつぶせに寝ると水分が顔にたまりむくみやすくなります。
寝るときは仰向けで寝るほうがむくみが少ないでしょう。

まぶたのむくみの解消方法としては、疲労からくるものでしたら休養を十分に取る事が一番大切です。
しかし外出予定がある場合は簡単にむくみを解消したいですよね。
そこで、簡単な方法としては「蒸しタオル」を使う方法があります。

フェイスタオルを用意し、水で濡らし固めに絞ってから電子レンジで１分ほど温めると簡単に蒸しタオルが出来ます。
火傷などに注意しながらタオルを手に取り、適温になったところで顔に乗せます。

まぶたのむくみは顔がむくんでいる可能性も考えられますので顔全体が覆われるように広げ、温めましょう。
この「蒸しタオル」での簡単な温療法は眼精疲労にも効果があります。

目の周りやこめかみ、耳下腺などツボを刺激しながらリンパの流れや血流を促進させます。
また、首などのストレッチも効果的だと言われています。
これによって、かなりむくみが解消されます。

食事面ではお茶をこまめにとって利尿作用をよくするのも効果的です。

なお、朝起きがけにまぶたが腫れぼったいというのは、ごく普通の現象です。
一晩中、横になっていたために血液などの水分が顔にたまってしまうためで、起きてしばらくすればむくみは解消してしまいます。
しかし、お昼を過ぎてもむくみが続くようであれば他の原因（病気）も考えられます。その場合は早めに専門医へご相談くださいね。

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