「目が点になる」とは慣用句として用いられ、《驚き呆れたときの表情》のことを指します。これはもともと漫画等の表現手法より出た言葉と言われ、驚いているシーンで目を点に描くことから「目が点になる」という言葉が一般にひろまったようです。


また、実はこれには医学的な説もあります。

目の玉には、白い部分と黒い部分があります。この黒い部分を瞳といい、更に瞳の中央の黒い部分を瞳孔といいます。

瞳孔の大きさは明るい所では小さくなり暗い所では大きくなります。これは目の中に入る光の量を調節するためです。

また光以外にも、瞳孔の大きさはその時の精神状態によって変化します。リラックスしている時は大きくなり、緊張状態や驚いた時は小さくなるのです。

このことから、「目が点になる」と言われるようになったのでしょう。 確かに実際驚いてる人の目を見てみると、真ん丸くなり、まさに大きな点の様ですね。