目を動かしている筋肉は６本あります。それぞれ、 上直筋、下直筋、外直筋、内直筋、上斜筋、下斜筋といい、 目の筋肉の総称を「外眼筋」と呼びます。
外眼筋は、眼球の前面を覆う角膜より少し離れた白目（強膜）や瞼にくっついていて、その筋肉を使うことで目が動きます。

しかし、携帯電話を近距離で見続けたり、パソコンや本などを見たりして眼球を動かさない状態が長く続くと、眼球を支えるための筋肉に疲労物質がたまって外眼筋が筋肉疲労を起こすのです。それを「疲れ目」といいます。

また、疲れ目と肩こりは関係しているようで、目を酷使し同じ姿勢が続くことによって、首や肩の筋肉などに負担がかかるケースや、逆に、首や肩の筋肉疲労から目に負担がかかるケースがあるようです。

適度な休憩やまばたきを増やす、蒸しタオルなどで温めるなど、自分でできるケアをして、疲労を和らげる工夫をしてみましょう。