コンタクトレンズを使用する年齢は低年齢化してきていて、小学生でも使用希望者が多くなっているようです。 しかし、成長過程の目に「異物」であるコンタクトレンズを入れることは好ましくありません。

特に中学生の時期は著しく体が成長する時期であり、同じく目も成長してきています。 直接目に入れるコンタクトレンズは角膜への影響が大きいので、成長期の子供の使用は、原則として避けた方が良いでしょう。

コンタクトレンズの使用は、自分で取扱いや管理ができる高校生くらいからの装用が望ましいと考えられています。

また、サッカーのように比較的激しいスポーツをするお子さんの場合は医師と十分に相談して選択するようにしてください。

そして、お子さんがコンタクトレンズを使用する場合は、親御さんと共にしっかりとした知識と正しい使用方法を学んで厳守するようにしましょう。 下記はコンタクトレンズを使用されている皆さんに守ってほしいこととなりますので、ぜひ一度ご確認ください。

＜コンタクトレンズの使用上の注意点＞
　■装用時間を守ること
　■定期検診を受けるようにすること
　■装着、外し方をマスターすること
　　（本人だけでなく、親も同様にマスターすること）
　■決められた手入れを、毎日しっかりと行うこと
　■目に異常や違和感を感じたら、ただちに眼科を受診すること