読書好きな方や学生の方は特に、沢山の本が早く読めるようになる速読に興味をもたれることと思います。
この速読とは、「飛ばし読み」や「斜め読み」のテクニックのように思われるところがありますが、そのような概略把握的な読み方とは異なり、「文章を味わう要素は損なわないで読む速度を加速する」ことをいいます。
速読のトレーニングをする事によって、文字情報を処理(理解)する能力が鍛えられ、脳も活性化するといわれています。
速読のトレーニングでは最初に必ず眼筋トレーニングを行い、トレーニングによって、視野神経が発達して眼球を支えている目の筋肉の働きをバランス良くします。眼筋が鍛えられることで、眼精疲労もなくなります。
視力低下の原因の1つとしては「眼に運動をさせない(遠くを見たり適度に眼を動かしたりする)」ということが考えられますが、正しい見方ができていれば目が疲れることはありません。
しかし、本を速く読むというのは、体力を消耗し眼精疲労に繋がる恐れがあり非常に疲れる作業です。速読に不慣れな間は目が疲労した状態になります。
毎回しっかりとトレーニングを行ってから徐々に速読法を身につけ、それを 習慣付け自然にスピードが上がるように無理なく続けることが大切です。正しい速読法で楽しい読書ライフをお過ごしてくださいね。