TVゲームやパソコン、スマートフォンやタブレット...デジタルデバイスが普及し、近い距離で長時間ディスプレイ画面を見る機会が増えた現代、視力低下の若年齢化が進んでいるようです。
中~遠距離を見る時に目を細めることが増えたら、近視が進んでいるサインです。
視力低下を放っておくと、疲れを感じたり、集中力が切れやすくなったりと日常生活に影響が出てきますので、日頃の生活習慣を見直し、視力低下を予防することが大切です。
次の(1)~(6)を心掛けてみましょう。
(1)スマートフォンやハンディタイプのゲーム、漫画・本などは、画面から30センチ以上離れて見る。
「30分やったら10分休む」などきちんとルールをつくる。
(2)テレビを見る時は近づき過ぎず、適度な距離を保つ。
(一般的には画面の高さの3倍ぐらい離れて見るのが良いとされています。)
長時間の連続視聴は避け、目を休ませる時間をつくる。
(3)一日の中で遠くを見る時間をつくる。
(4)姿勢に気をつける。
(5)暗いところでの宿題・読書・手元作業は、目が早く疲労するので、電気スタンドをつけて明るくする。
(6)規則正しい食生活を心がけ、十分な睡眠をとる。
(目に良いとされている栄養素は、にんじんやほうれん草に多く含まれるビタミンAに始まり、ビタミンB群、ビタミンC、たんぱく質、サンマやイワシなどの青魚に多く含まれるDHAなどがあります。詳しくはこちら)
その他にも、スポーツをしたり、よく笑ったりすることで、ストレスを解消させて目の周りの筋肉を緩めることも重要な予防となります。
※デジタルデバイスによる疲労の予防については、こちらの記事(『パソコンやスマホによる目の疲れ~VDT症候群』)も参考にしてみてください。