ふと気になることがある目のくま、少しでも改善できたらうれしいですね。

目のくまができる部分、目の下の皮膚はとても薄いため、皮膚の下に張り巡らされた毛細血管の色が常に透けて見えています。

睡眠不足や疲労、ストレスなどで血流内の酸素が奪われて血流が悪くなったり、皮膚にメラニン色素が沈着した状態では、その部分が黒ずんで見えます。それが「目のくま」です。

目のくまは、主に３つのタイプに分けられます。


【目のくまの種類】

●青ぐま（血行不良による目のくま）
　睡眠不足や疲労、ストレス、目の疲れによる血行不良などが原因。

●黒ぐま（くぼみや凹みなどによる目のくま）
　目の下に出来る窪み、目の周りの筋肉のたるみなどで涙袋や皮膚が前に突き出し影のようになって見える。

●茶ぐま（色素沈着による目のくま）
　目の周囲の皮膚にできる、シミ、くすみ、色素沈着などで茶色っぽく見える。


「青ぐま」には、血液をサラサラにする食べ物を食べたり、温かいタオルを目に当てたりして、目の周りの血行を良くすることが効果的です。

「黒ぐま」は、加齢による皮膚のたるみから起こるものなので、顔の筋肉を鍛えたり、目の周りをやさしくマッサージするなど、肌にハリを持たせるように対策することが大切です。

「茶ぐま」は、長期間にわたるメイクや紫外線を浴び続けることによる影響から、メラニン色素が沈着し目の周りが茶色くみえる状態でシミやくすみの要因ともなりますので、気長にシミ対策を継続する、目もとの過度な摩擦を避ける（触りすぎない・こすり過ぎない）、アイメイクはやさしく且つ汚れはしっかり落とす等、心がけてみましょう。