目が腫れる病気を「ものもらい」って言うのはなぜ?
まず「ものもらい」は正確な病名ではありません。
医学的には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と言い、まぶたの油・汗の分泌腺や毛穴に細菌が入っておこる急性の化膿性炎症で、おもに黄色ブドウ球菌によって引き起こされます。
「ものもらい」という名称は、他の家の食べ物を食べると栄養バランスが改善されて不調が治るという言い伝えが由来であると言われています。
麦粒腫は地方によって呼び方も様々です。実際に麦粒腫の事を「ものもらい」と呼んでいる地域は全国で3割強程度しかありません。
他の呼び方としては、めばちこ、めいぼ、めこじき、めっぱち、などがあります。